アクタージュ 【第54話】最新話のネタバレと感想!!〜今後の夜凪景〜

2019年2月25日発売の習慣少年ジャンプ2019年12号に掲載中のアクタージュ 第54話のネタバレと感想をご紹介します!

夜凪景の前に突然現れた、プロデューサー・天知心一。

夜凪を悲劇のヒロインに仕立て上げ、夜凪をスターにのしあげようとしていた。

スターへの道が開けようとしている夜凪は、天知の甘い誘惑に乗ってしまうのか…!?

スポンサーリンク

アクタージュ 第53話のおさらい

巌裕次郎がすい臓がんのため死んだ。

自らが演出を手がけた『銀河鉄道の夜』の初日の出来事だった。

 

『銀河鉄道の夜』が3日目を迎えた頃、巌裕次郎の告別式が開かれた。

告別式には、夜凪や阿良也、そして『銀河鉄道の夜』に出演している役者など関係者も参列した。

その他にも巌と交友のあった人たちが駆けつけ、大勢の人に見送られた。

 

告別式が終わると、夜凪や阿良也など『銀河鉄道の夜』に出演している役者たちは控え室に集まっていた。

そこに、アキラの母親であるアリサがやって来た。

 

アリサは、元大女優である。巌も認める女優の一人で、かなりの実力の持ち主である。

アリサは、夜凪と阿良也などの役者にこれから起こるであろうことのために、忠告をしに来たのだった。

1つは、『銀河鉄道の夜』を後何日もやっていくと現実の世界と芝居の世界の境が分からなくなってしまうから気を付けなさいということ。

もう1つは、甘い誘惑があっても飛びつかないことーだった。

 

そんな忠告をされた後の控え室に、天知心一と名乗る、プロデューサーがやってきた。

天知は、夜凪の生育歴などを記事に書かかせいてた。

そして、その雑誌を見せながら、夜凪に、

「次は私の見世物になりませんか」

と誘ってきたのだった。

 

前回のお話を詳しく読みたい方はこちらをどうぞ

アクタージュ 第54話のネタバレ

「どうして…」

記事を見て、驚く夜凪。

「私の仕掛けた記事です。

これを皮切りに君をスターにしたいと思っています。

一緒にがんばりましょう。夜凪景さん」

天知は優しい言葉で夜凪を誘う。

 

それをそばで聞いていた七生は苛立つ。

「誰が悲劇のヒロインだよ!!お前、何勝手なことして」

 

夜凪は、自分が悲劇のヒロイン…と記事の内容をうまく飲み込めないままでいた。

 

そんな夜凪の気持ちを察してか、天知が次々に優しい言葉で誘いをかけてくる。

「これは来週発表予定の文秋ですが、心中お察しします。売れ始める芸能人はまずそこで苦しむ。

自分の売れ方に。

でもね、夜凪さん」

 

夜凪は自分の頭に降ってきた何十枚の一万円札にびっくりしてしまった。

「『悲劇のヒロイン』は金になる。それでいいじゃないか。

芸能もビジネスであることを忘れてはいけません」

 

天知の言葉が頭に入ったのか、入らなかったのか…。

夜凪は、見たこともない大金に触れて、腰を抜かしてしまった。

 

「こんな額すぐに小銭に思えるようになる。

私が君を輝かせよう。この芸能界で誰よりも。

君の不幸を武器にして」

 

私が不幸…この言葉に引っかかった夜凪は、天知の言葉に疑問を覚えた。

阿良也も、なんだこいつ…という表情で天知のことを鋭く睨んでいた。

 

そんな時、黒山が現れた。

「他人の人生を手前の物差しで測ってんじゃねーぞ」

スポンサーリンク

「黒山。君はどうせ『夜凪の心を尊重しろ」などと悪人のような顔で善人面をして宣うんだろう。

…私も何より人の心を最も大切だと考えています」

 

黒山は、天知に食ってかかったが、天知の企みがまだよく分からなかった。

何が目的なのかはっきりしたいと思った。

「お前にしては、やり方がみみっちい。何手先が目的だ」

天知は黒山の質問をはぐらかしてばかりだ。

「何のことですか」

 

そんな二人のやり取りを聞いていた夜凪が、いきなり声を発した。

「ペンある?」

夜凪は今までの不安な表情から一転。ペンを持って、何やらし始めた。

 

「皆、私と皆って友達よね!」

夜凪は、周りにいる役者仲間に確認をとっていく。

そして、天知が持ってきた雑誌に何か書き加えていった。

 

「アキラ君、私って結構おしゃれよね!それに私達熱愛もしてないわよね!」

夜凪の突然の言葉に焦るアキラ。

「黒山さん、ルイとレイはカワイイわよね!」

「寝てる時はな」

冷静に答える黒山。

 

「黒山さん、私って不幸?」

「知るか。それはお前が決めろ」

 

「天知さん」

夜凪は雑誌を天知に見せた。

 

「添削したわ。これが本当の私」

天知の目に、『とても幸せ』の文字が飛び込んできた。

 

「私は私の好きな私を演じる。これからもずっと。

あなたとは無理」

「………なるほど」

夜凪は、見守ってくれる仲間で溢れていた。

 

天知は、手のひらにを夜凪たちに見せた。

『ドッキリ大成功』

「まあすべて、どっきりなんですけどね」

 

夜凪は唖然としてしまう。

「お金は本物なので回収しますが、勿論、記事は偽物。

推しの女優をからかいたかっただけです。

ではまたいずれ」

 

天知は帰り際に黒山の耳に囁いた。

「想定より良い女だ。熟すまで待ちます」

「だからいったろ。罰金刑だよ、お前は」

 

天知は、ヘリコプターの中で夜凪と接触した結果を話していた。

「記事は差し替え。

…酷い出費だが仕方ない。お手つきした罰金です。

好いた女に嫌われるのが嫌になりました。好かせる方に戦略を変えます」

 

控え室では、黒山がみんなに礼を言っていた。

夜凪が劇団でお世話になったとー。

公演はまだひと月もあるのに何を言っているんだと役者たちは思っていた…。

 

その後ー。

舞台『銀河鉄道の夜』は、全日程を無事に終えた。舞台は前日、満席。

そして、彼らが作り出す芝居の評価も高かった。

女優・夜凪景の認知度は著しく上がっていった。

 

黒山の事務所では、ひっきりなしに電話が鳴っていた。

夜凪への舞台やテレビへのオファーだった。

「電話線抜いちまえよ。どうせ全部断るんだ」

黒山は言う。

 

「勿体ない。せっかくのチャンスなのに」

「仕方ねぇだろ。

夜凪には普通の女子高生に戻って貰うよ」

アクタージュ 第54話の感想と思考

夜凪…女優を辞めてしまうの!?

かなり衝撃の展開です…。

 

私、夜凪が好きなので、とても悲しいです。そして、『銀河鉄道の夜』の公演が終わってしまったことも…。

この公演を通して、好きになった役者さんたちがたくさんいたので、今、寂しい気持ちでいっぱいです。

 

次回は、新展開突入ということですが…!?どんな展開が待っているのでしょうか!!

かなり楽しみに待っています!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です