2019年3月14日発売のモーニング15号に掲載中のグラゼニ パ・リーグ編 第41話のネタバレと感想をご紹介します!
凡田の好投がかすむような、新星「アマがき隊」の登場。
これはいよいよトクの株が上がりそうです。
グラゼニ パ・リーグ編 第40話のおさらい
2回を6球で終えるという凡田の「快挙」の直後、2回裏、則川は4番のマーズに初球をあっさりレフトスタンドに運ばれてしまう。
一方絶好調の凡田は、6回まで無失点で投げ切る。
100球に達したことで交代すると、7回、8回、9回をそれぞれ布川(ぬのかわ)、本木(ほんぼく)、薬丸(やくがん)という若手3人「アマがき隊」がきっちりと抑え、1-0で仙台が勝利した。
凡田にシーズン初登板で白星がついた一方、則川は1失点完投負けという結果になった。
グラゼニ パ・リーグ編 第40話のネタバレとあらすじ
好投した凡田のもとには、試合後、多数の報道陣が押し寄せる。
辛辣な老山も賞賛するが、凡田はリリーバーのおかげと謙遜し、相手の則川も好調だったこともあり、自らの幸運を強調した。
一方、則川はロッカールームで苦悶の表情を浮かべている。
そこに続々とやってくる野手陣。
いずれも好投に報いることができなかったことを詫び、次の援護を誓う。
感動する則川。
河内も則川の隣に腰掛けると、「おれのヘマが凡田を調子づかせてしまった」と謝り、次は見ていてくれと意気込む。
則川はしかし、今日のことは気にしていないと言う。
それよりも凡田が調子づいていると言うと、河内も同意し、次戦での雪辱を期した。
ゴールデンカップスのブルペン。向井監督、菊水・徳永の投手コーチ2名、それに布川・本木・薬丸の3名。
向井は控えめに3人を称え、菊水に対し次戦以降も起用する旨を口にする。
だが徳永は3人を引き締め、「チームの信頼を勝ち取れるようにがんばってくれ」と諭す。力強く答える3人。
タクシーの車内、後部座席に並んで座る布川、本木、薬丸。
勝利への貢献からくる充実感に浸っていると、運転手は「『アマがき隊』の皆さん」と声をかけられる。
驚く3人に、ラジオで向井が口にしていたのだと伝えると、いっそう驚いた表情をみせる。
さらに翌日には新聞にも「アマがき隊」の文字が躍っている。
なんとも恐縮した表情の3人。
シャープホークス2戦目も、アマがき隊の活躍で4-3と勝利する。
5年目で年俸750万の布川、4年目で760万の本木、3年目で790万の薬丸。
この700万円台トリオが開幕から9イニングスを無失点に抑えているのだ。
興奮する向井、徳永、そしてスタンドのダーティー。
料亭の個室で話すダーティーと凡田。
アマがき隊の活躍に驚きを隠せないダーティーに対し、凡田がいきさつを説明する。
彼らは2軍で徳永が鍛え上げたわけだが、さらに3人揃って開幕ベンチに入れるにあたっても徳永が尽力していた。何せ代わりに落とされた1軍レベルのリリーバーがいる。
はじめに5点リードの試合で終盤の1イニングずつを任せ、結果を出させると次戦以降も使われるようになり、結果としてチームは首位に立つことができたのだ。
ダーティーは言う。
―こうなると今のところは徳永の手柄と言えるだろうし、同じく2軍で力を蓄えた凡田の活躍も考えあわせると、コーチとしての才能が開花したということかもしれない。
そしてもしも優勝などすることがあれば、給料だって上がるだろう。
さすがに気が早いとは思いつつ、凡田も、そうなったら本当にいいね、などと想像する。
「そんなことより700万円トリオだ!!」と卓を叩くダーティー。
金の成る木になることを夢想しつつも、ツバをつけておきましょうか、と言う凡田を一喝する。
苦笑する凡田は、ダーティーに「アマがき隊」の由来を問われると、なんともバツの悪そうな表情を浮かべるのだった。
グラゼニ パ・リーグ編 第41話の感想と思考
やっぱりちょっと気になるのは菊水の様子。
暗いというほどではなく、業務に邁進しているさまはうかがえますが、なんとなく徳永やアマがき隊との間がどうなのかと考えてしまいます。
そこをうまくやれるかどうかというところも、トクとしては問われそうです。
アマがき隊の由来は確かに気になるところです。
彼らの表情や、凡田ら周囲の雰囲気から推すに、それなりに恥ずかしいものではありそうです。
ともかく酷使には気を付けなければなりませんが、そこのケアだったり、思い切って休養を与えたりというところで首脳陣がコントロールできるのか。
実際に現代の大きな課題であるだけに、注目したいところです。
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