2019年2月28日発売のモーニング13号に掲載中のGIANT KILLINGの第510話のネタバレと感想をご紹介します!
日本のコーナーキックは跳ね返されたものの、華麗なカウンターを発動し、最後は花森のパスから椿が素晴らしいゴール。日本がついに逆転を果たしました。
GIANT KILLING第509話のおさらい
椿の豪快なシュートは代表初ゴールとなり、見事日本が逆転に成功した。ピッチには歓喜の輪ができ、日本中は興奮に包まれる。椿の家族やETUのスタッフらも、一様に喜びの表情を見せる。
そして選手たちは、いよいよ最後の5分に向かう。
GIANT KILLING 第510話のネタバレとあらすじ
椿の一撃にいまだ騒然とするスタジアムにあって、藤澤はまだ我が目を疑っている。
この大舞台で、椿は1G1Aの大活躍を見せた。もしこのまま勝てば、椿のMOMはもちろんのこと、日本中にスターとしての歩みを強く予感させることとなるだろう。
周囲よりはるかに椿を評価していた、その自分の想像すらも凌駕する椿の成長に、藤澤は興奮を抑えきれない。
残る交代枠を使って前線を強化したUAEだが、日本の守備陣に攻撃を阻まれる。その様子にマチューは判断の遅れを悔いていた。日本のペースダウンしながらも、窪田の投入で再び活性化していたこと、
花森、志村、そして窪田と椿による攻撃こそがブランの狙いであることを軽視していたのだ。
この布陣は前戦の中国戦でも試されていたが、すでにグループステージ突破を決めていた状況もあり、調整程度のものだろうと考えていた。だが、ブランこそはつねに攻撃的なフットボールを志向する監督であるのだ。
そう考えてマチューは、失点の原因を、守備的な選手の投入でピッチを落ち着かせることができなかった自らの采配ミスに帰した。だがそれは一方で、UAEイレブンの一体感がもたらした迷いでもあったのだ。
エース・イスマイールも、攻め急いだことを後悔していた。だが1点奪い同点に追いつけば、延長戦に持ち込める。
疲労の中、1点を渇望しボールを追うイスマイール。そこにはマチューのフットボールがトップレベルであることを世界に知らしめたいという思いがあった。
イスマーイールの回想。ピッチでマチューと2人になった折、なぜヨーロッパクラブからの打診を断ったのかと問い糺すイスマイール。フットボールの本場がヨーロッパであると言って憚らず、その舞台に返り咲くことこそがマチューの悲願であったはずではないか。
マチューはその理由を「金だ」とはぐらかしつつ、UAEは自ら指揮してきた中で最強であり、最高傑作である、そのチームで世界にリベンジしたいからだと答える。
ハッとするイスマイールに、マチューは語りかける「お前は最高の10番だ、イスマイール。さぁ、アジアの頂点に立ってこの国を世界に知らしめよう」。
アディショナルタイムは5分。そこでイスマイールにボールが入る。「アジアNO.1プレイヤーになれ」というマチューのいつもの言葉を反芻しながら、力強く持ち上がるイスマイール。自分自身やUAEのためだけでなく、自分を育ててくれたマチューにもう一度世界から注目されてほしい―その強い思いで、日本の守備を振り切る。
叫ぶ両監督、表情を引き締めるキーパー。
GIANT KILLING 第510話の感想と思考
華々しいプレーのなかで、さまざまな思いが交錯する終盤戦。イスマイールもマチューも、この大会に、そしてお互いに対しての思いは強いようです。
UAEが追いつくにあたっては、イスマイールが花森になれるかというところがポイントだと思います。
そこで気になるのはディフェンスが寄せつつも、交代で入ったUAEの17番が走り込んでいること。
シュートを選択するのか、それともこの選手を活かすのか。
たぶん怖いのは後者でしょう。あるいは前者でも、セカンドボールに反応されるような展開はあり得ます。
一方、これでオフサイドなどということになると終わってしまうでしょう。
果たして次回で決着となるのでしょうか?!
それとも死闘は延長線にもつれ込むのでしょうか?!最後まで目が離せません!
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