火ノ丸相撲 【第232話】 ネタバレ・感想 『大包平の心の叫び』

2019年3月11日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『火ノ丸相撲【第232話】』のネタバレと感想を紹介します。

童子切は、怪我のこともあり、鬼丸との取組を黒星で終えた。

そして、土俵の上では語りきれなかったと、取組後に会見を開き、若手の力士にエールを送った。

その会見を見た、鬼丸や大包平は何を思ったのか?

…大包平は、今までの積もり積もったものが爆発してしまうのか!?

 

 

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火ノ丸相撲【第231話】のおさらい

取組前、長門部屋のみんなは、童子切が怪我を我慢してまで相撲をとることをやめさせようとしていた。

なぜなら、怪我が悪化すれば力士生命にも関わってくるからだった。

だから、童子切のように将来を期待する力士に無理をしてほしくなかったのだ。

 

しかし、童子切は、痛み止めを打って、さらにテーピングでガチガチに固めてもらえばできると言い放った。

童子切は、怪我をおしてでも戦いたい相手がいた。

それは、鬼丸だった。鬼丸とは、土俵の上で語りたいことが山ほどあったのだ。

 

そして、鬼丸と童子切の取組が始まった。

鬼丸は、怪我をしていても童子切が強いことに変わりはないと思っていた。

まさにその通りだった。

一歩も下がらないという覚悟をもって、童子切は鬼丸に対して凄まじい圧力で戦いに挑んできた。

 

鬼丸も負けてはいられない。

突き合いから腕を手繰ったり、体を潜らせたりしようと懸命に童子切に向かっていく。

しかし、童子切は、鬼丸の好きなようにはさせない。

突き合わず、手繰らせず、潜らせず、常に相手の全身を視界に捉えながら、距離を保っている。

そして、確実に押せるタイミングを見計らって、少しずつ、少しずつ、前へと押してきている。

 

さすが、童子切だ!

攻めの姿勢をしているのは鬼丸なのに、鬼丸をあっという間に土俵際まで押してきた。

鬼丸は、今ここで強くならなくては…!と、自分に喝を入れた。

 

鬼丸と童子切の頭がぶつかり、そして、取組が動く。

鬼丸は、こんなぶちかましがしたいわけではなかった。

もっと、あの時の感覚を思い出して、童子切も、刃皇も倒したい!

そう!自分の体の声を聞くんだ!!

 

鬼丸は、体を研ぎ澄ませ、角度、足の運び、力の入れ具合を感じていった。

そして、童子切に思いっきり迫っていく!!

 

「…俺はここまでや。今場所はお前に託したで、鬼丸」

童子切の心の声を聞いた、鬼丸。

童子切は、鬼丸の闘士溢れる取組に、自分の思いを託した。

「刃皇を倒して優勝するんや、鬼丸…!!」

 

鬼丸は童子切に勝った。

「…童子関の意志…受け取りました…!」

このあと、童子切の相撲に対する思いが爆発する…。

前回のお話はこちらです!

 

火ノ丸相撲【第232話】のネタバレとあらすじ

ー九月場所 九日目 昼 長門部屋ー

鬼丸に負けた童子切が会見を開いた。

そして、今場所にかける思いとこれからの相撲に対する思いを語り始めた。

 

「『優勝したら引退する』横綱刃皇がそう言って始まったのが、この九月場所ですから…」

童子切は、こんな大切な場所を怪我で休場しなければならないことが、とても悔しかった…。

 

報道陣は、童子切に横綱刃皇の進退について切り込んできた。

「七日目の力水の件では、かなり厳しい声も寄せられています。

相撲の第一人者たる横綱にあるまじき暴挙に千秋楽待たず、直ちに引退せよとの意見もあり、

協会も引退勧告を検討中との話が…」

横綱の暴動は、明らかに世間のひんしゅくを買っていた。

 

童子切は、刃皇のことについて中立な立場で物を申す。

「まだまだ横綱には土俵を去ってもらっては困るんです。

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我々力士にとって横綱刃皇は、未だ最強で…目指し超えるべき頂きなんです!」

 

確かに、横綱という者は、強さと品格を兼ね揃えた者でないと努まらない。

刃皇は、横綱としてしてはならないことをしてしまう、やんちゃな面もある。

ただ、そんな刃皇を超えなければならないという宿命が自分たち「国宝世代」にはあると童子切は言う。

「俺らで横綱に土付けて、横綱に…この国に…大相撲の未来を示すんや!!」

 

そして童子切は、怪我を負っている自分の代わりに、この役目を果たしてほしいと若手力士にエールを送った。

「お前らならやってくれると信じとるで!

草薙!三日月!…鬼丸!

横綱は言いました。この土俵が退屈だと…

このまま偉大な横綱が失意の中、土俵を去るのか

それとも…どうか皆さんも見届けて頂きたい…!」

 

童子切の会見をテレビ越しに見ていた、鬼丸は改めて気合が入った。

しかし、この会見を見て、嫌悪感だけが募った男がいた。

大包平だ………。

 

「…まだ直接対決の機会を残す草薙と三日月はともかく…なぜ既に刃皇との対戦を終えた鬼丸の名を上げる…?

全勝の俺を差し置いて…刃皇に負けた鬼丸を…

俺じゃ…足りないってのかよ…!!!」

 

大包平は、会見を見終わった後の取組で、感情をむき出しにした相撲をとった。

物凄い勢いで土俵際まで追いやった後、相手・巨兜にダメ押しの一撃をくらわすほど、イライラしていた。

「大包平のこういうのは珍しいですね…」

解説者も、大包平のいつもと違う相撲に違和感を感じてしまった。

 

大包平自身も、自分ではないような感情に戸惑っていた。

大包平には珍しく、相撲内容と表情に余裕が感じられない。

「何だ…どうして俺は、こんなに苛立っているんだ…」

 

次の取組を行う、百乃花が土俵に登場した。

「……大相撲の未来を示す…か。

おじさんには耳が痛い話なのね…。

でも、はい、そうですかと道を空ける程…“心”まで耄碌しちゃいないのね…!」

 

この百乃花は、今日の鬼丸の相手だった。

今場所は、一勝七敗と負け越しているが、横綱・刃皇に土を付けた事がある数少ない日本人力士でもある。

鬼丸は、油断をせずに百乃花に全力でぶつかっていく!

 

「出し投げ!!上手い!!」

百乃花は、鬼丸の相撲を受け止め、相撲の面白さを肌で感じた。

「刃皇関…僕が言うのも何だけど、やっぱり…

今やめるなんてもったいないのね…僕はやめられないよ。

これから大相撲…もっと楽しくなるのね…!!」

 

鬼丸は、寄り切きで、7勝目をあげた!

この取組を見ていた刃皇も、百乃花の声に応えるかのように鬼丸の相撲に笑みをもらしていた。

 

大包平は、刃皇のこんな表情を見て、もっと気分が悪くなった。

「何なんだよ…

あんたまで、そんな顔すんのかよ…!!」

 

大包平は、どんどん気持ちが闇に包まれていった。

「優勝して…『一番』になるんだ…

邪魔する者は壊してでも…」

 

十一日目ー。鬼丸は、危険な男・大包平との取組が待っていた。

「気を付けろよ、火ノ丸……

余裕が無ぇ奴ってのがある意味一番…危ねぇんだ…」

鬼丸に静かに危機が迫っていた…。

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火ノ丸相撲【第232話】の感想と思考

童子切は、若手みんなで相撲を盛り上げていこうと、部屋を超えて呼びかけているところがとても素敵でした。

こんなに素敵な力士がいると、絶対にファンも増えるし、相撲って楽しいなと思いますよね。

 

一方、大包平…、怖いです…。

『優勝』にこだわる、尋常でない気持ちが溢れ出していて、本当に誰かに致命的な怪我を負わせてしまいそうですね…。

鬼丸…、大丈夫でしょうか!?

負けずに、がんばってくださいね!

 

 

 

 

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