2019年3月11日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『獄丁ヒグマ【第11話】』のネタバレと感想を紹介します!
獄卒人・ヒグマの仕事をぶりを観察しているうちにアヤハは、あることに気づいてしまった。
それは、ヒグマ自身が獄卒人という仕事を好きでやっているわけではないことに…。
アヤハは、獄卒人として自分を助けてくれたヒグマにかなり感謝している。
だからこそ、人一倍、獄卒人としてがんばってほしいと思っていた…。
そんなアヤハの思いは、ヒグマに届くのか…!?
獄丁ヒグマ【第10話】のおさらい
獄卒人ヒグマは、狐鉄を倒した。
狐鉄が現世で感じてきた悲しみや憎しみを嫌というほど感じながら、ヒグマは狐鉄を倒した。
倒した後のヒグマの様子は、何だか変だった。
見守っていた、コバタとアヤハはそんなヒグマを心配していた。
そして、アヤハは気づいてしまった…。
ヒグマが、獄卒人の仕事を好きでやっているわけではないということを…。
そのことをヒグマに問い詰める、アヤハ。
ヒグマの口から出てきた、本心とは…!?
獄丁ヒグマ【第11話】のネタバレとあらすじ
「なんで獄卒人なんてやってんだ?
お前嫌いだろ、その仕事」
突然、アヤハに言われた言葉は、ヒグマにとって衝撃的だった。
ヒグマは、アヤハの問いに初めは本気で応えるつもりはなかった。
はぐらかしてしまえばいいと思っていた。
アヤハは、自分を助けてくれたお礼に、ヒグマの役に立ちたいと思っていたから、ヒグマのあやふやな態度は嫌だった。
本気でぶつかってくるアヤハに本心を打ち明け始めたヒグマだった。
「…アヤハさんは本当に義理堅いね…。
“仕事”が好きじゃないよ。
獄卒人として…亡者の罪を咎めるのも、彼らの命乞いが耳に入らないふりをするのも、
本当は俺には荷が重いんだ」
ヒグマは、獄卒人の仕事がとても大切で必要な仕事とは分かっている。
でも、ヒグマ自身に、どんな悪党でも、彼らを地獄に落とす権利が自分にあるとは思えないと弱音を見せた。
アヤハは、そんなヒグマを元気付けようと、自分が助けられたときの気持ちをヒグマに伝えた。
「お前の仕事に救われてる人間は…いっぱいいるよ!」
でも、ヒグマの心は曇ったままだった。
ヒグマは、アヤハたち困っている人間を助けたのは、偽物の自分なんだと言った。
「分霊者、やめたかったらやめていいよ。
力を使うか使わないか、決めるのは、アヤハさん自身だって閻魔も言ってた」
ヒグマの気持ちが理解できないアヤハは、戸惑った。
もう少し、突っ込んで話を聞きたい気持ちもあったが…。
でも、率直に、助けられたときのヒグマに救われた気持ちは今伝えておきたいと思った。
アヤハは無理やり、ヒグマを引き止め、自分の気持ちを素直に伝えた。
「ニセモノだか何だかしらんが、こっちからしたらお前はお前だ。
勝手に人の感謝を否定すんな!
…あの時、どうしようもなく困っていた私に『助けてやる』って言ってくれたのもお前だろ!!」
ヒグマは少しだけ、自分の気持ちが報われたような気がした。
アヤハはさらに続けた。
「ヒグマ、お前は迷いながらでも戦ってるってことだ。
色んなものを抱えたまんま。
それってカッコイイことだよ」
ヒグマは、アヤハの熱意に少し助けられた。
陰で見守っていたコバタは、アヤハの人柄の良さを改めて感じていた。
そんな頃、何やら怪しい動きをするものが現れていた。
「烟月様!烟月様…!大変です」
新たな亡者が、現世に現れた!!
ヒグマのもとに、またも魔の手が…!?
獄丁ヒグマ【第11話】の感想と思考
ヒグマが抱えていた獄卒人への悩みが分かりましたね。
確かに、アヤハのように助けられた身からしたら、乗り越えてがんばってほしいですよね。
ヒグマのおかげで助けられた人はたくさんいるわけだし。
嫌々やっているようでも、きちんと責任もってやっているわけだから、えらいなと思いますけどね。
さあ、次に現れたのは、強そうな亡者ですね…。
どんな敵なのか…気になります!
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