2019年1月28日に発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『ハイキュー 第335話』のネタバレと感想を紹介します!!
ハイキュー 第334話のおさらい
木兎と桐生は、共に力のある選手だ。
しかし、バレーに夢中になる姿勢が違う。
木兎は、バレーを楽しむことに夢中になる選手。桐生は、バレーに対して努力を惜しまず一生懸命やることに夢中になる選手。
タイプの違う二人のエースは、今回も、互いに譲らないプレーをしている…。
前回のお話はこちらから!!
>>ハイキュー 第334話 ネタバレ・感想 ~木兎コールが響く~
ハイキュー 第335話のネタバレとあらすじ
幼い木兎に響いた言葉がある。
「どうなれたら楽しいか考えて。
“楽”じゃなく、“楽しい”を考えて」
中学校のときも、他の部員がサボる中、この言葉を思い出して、一人でもラスト3周走ったことがあった。
狢坂 対 梟谷 3セット目。
12対12の同点で並んでいる。
「疲れた…!バレーって疲れる…!!」
木兎の言葉にみんな思った。
「でしょうね!!!」
相手の狢坂の選手も、木兎の発言に笑いが出た。
「疲れちょるらしいし、ここ攻め所ぞ!!」
桐生は、激を飛ばした。
「ブロックを吹き飛ばした桐生ー!!」
狢坂の監督はこの桐生のプレーを見て、桐生が最も苦手なタイプの木兎に対して、精神的に吹っ切れたことを安心していた。
「しかし梟谷・猿杙、繋いでいるーっ」
トスは、木兎にあげられた。
後ろからの打ちづらい2段トスのスパイスを打とうとする木兎。しかも、ブロックは3枚もついている。
観客席で応援している音駒高校の黒尾もヒヤヒヤしながら、木兎のプレーを見ていた。
「ここはブロックに阻まれる!」
「うまくブロックに当てていきましたね」
木兎は、リバウンドさせ、体勢を立て直そうとしていた。
木兎の機転のきいたプレーに、悔しさを見せる黒尾。
「もっかいっ」
木兎は、赤葦に催促した。
赤葦は、練習時の木兎のことを思い出していた。
「赤葦、さっきの何!?ブロックに叩き落とされてたやつ!」
木兎は、ここでリバウンドの技を知った。
赤葦は、自分のような下っ端の1年のただのミスプレーに興味をもつ木兎が不思議でたまらなかった。
「なんだか意外です」
赤葦は、休憩中に木兎に問いかけた。
「リバウンドって地味じゃないですか。
木兎さんは『ドカンと一発で決めたい!』とか『対3枚ブロック燃える!』みたいなタイプっぽいのにと思って」
「“楽”じゃなく“楽しい”を考える」
赤葦は木兎の答えに頭をかしげた。
「ブロックされんのも、レシーブミスんのも、サーブミスんのも、バテんのも、楽しくない。
全部決めたい、全部拾いたい、全部勝ちたい」
木兎の言う「楽しい」に含まれたプレーは、当時の赤葦にとって、すごく困難なことに思えていた。
でも、今の赤葦には、木兎の「楽しい」バレーの意味が分かる気がしていた。
「良いトス寄越せよ、赤葦ィ!!」
3枚ブロックを前に、赤葦からの良いトスなのに、コート前へプッシュした、木兎。
「完全に狢坂の虚を衝いた木兎光太郎ー!!」
赤葦は、笑った。木兎の求めるバレーは、これだと。
「いやー木兎くん、ファイナルセットに入っても非常に冷静というか、頭が柔らかいというか、そして我慢強い!
リバウンドからの仕切り直し、見事でした」
「疲れちょってん、まだ遊んじょるごたぁ」
桐生は、木兎のプレーに自分を鼓舞した。
木兎のサーブだ。
「ナイスサァーブ!!」
観客席からも、大きな歓声が聞こえてくる。
「乱した、チャンスボール」
誰もが思った、そのボールを桐生は打つ!
「敗北の恐怖、他人の評価、そげなん考えちょる余裕も無え。
こん男に付いて行く事で精一杯。
バレーボールをすることで精一杯」
バレーに夢中の2人のエース。
桐生が打ったボールの行方はいかに…。
ハイキュー 第335話の感想と思考
今回も楽しく読ませていただきました。
木兎さんの考える「楽しい」バレー、ようやく赤葦さんに伝わりましたね。
それが、今回、点につながりましたね!!うれしかったです。
対する桐生さんは、木兎さんとは違った形でバレーに夢中になっています。そういう夢中もありますよね。
私は、桐生さんの考え方の方がしっくりきますよ。
力のある二人…。勝つのはどちらなのか、次回も楽しみですね。
最後に桐生さんが、乱れたボールを打とうとするときの黒尾と狐爪の表情に笑えました。
顔見ただけで、二人の考えていることが伝わってきました(笑)
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