約束のネバーランド 第120話 ネタバレ・感想 ~鬼の本当の姿~

2019年1月28日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『約束のネバーランド 第120話』のネタバレと感想を紹介します!!

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約束のネバーランド 第119話のおさらい

ノーマンは、鬼の本当の姿をエマたちに語った。

そして、鬼たちを絶滅させる策をエマたちに教え、みんなで大人になれる世界を築こうと提案する。

さあ、鬼の本当の姿とは何なのか…。謎を解き明かそう!!

>>約束のネバーランド 第119話 ネタバレ・感想 ~生きていたノーマン~

約束のネバーランド 第120話のネタバレとあらすじ

「鬼とは何なのか?」

ノーマンは、鬼がどうして人間を食べるのか、食べなければならないのかをエマたちに語った。

 

「奴らはヒトを食べなければ、あの姿も形も保てない」

これが、鬼が人間を食べる最大の理由だ。

 

鬼のもともとの姿は、誰も知らないけれど、たぶん、「細菌」に似たものだったそうだ。

細菌は、分裂によって、数を増やしていく。

鬼も分裂による“遺伝子の水平伝播”という、他の生物の遺伝子を取り込むことで、進化してきたというのだ。

 

鬼は、食べることで、他の生物の遺伝子を取り込み、進化してきた。

食べ物の遺伝子を取り込み、その形質を受け継いできた。

虫を食べては、虫のような何かに進化し、魚を食べては魚のような何かに進化をした。

鬼は、食べるという行為を繰り返す中で、様々な形質を手に入れ、様々な形へと進化していったのだった。

 

そして、鬼は、ヒトを食べ始めるようになった。

ヒトを食べた鬼は、ヒトに似た姿と高度な知脳を手に入れた。言葉も文化も手に入れた。

鬼は、ヒトを最大の好物として食べるようになった。そして、人間の天敵となっていったのだ。

 

けれど、鬼の速すぎた進化の代償として、食べ続けていなければ形質を保っていられないという現実に直面した。

一度知ったヒトの味、知脳、形質を保つためには、ヒトを食べ続けるしか方法がないのだ。

 

これが、鬼の本当の姿だった。

「だから、農園をつくってまで……食用児を養殖して……」

本当の鬼の姿を知らされたエマたちは、言葉を詰まらせた。

 

「これだけ複雑な生物と化してなおそこまで柔軟な遺伝子の組み替えが可能だなんて」

レイも驚きを隠せない。

「ありえない…まさに脅威だよ」

ノーマンも事実を語りながら、顔を曇らせた。

 

「でも、その分、よくも悪くもすぐに遺伝情報が書き替わる。

極めて不安的な生き物なんだ。

だからね、農園を潰せば、いずれ鬼は滅ぶ」

ノーマンの言葉を聞いて、衝撃が走った。

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この1000年もの間、粗悪な量産肉を食べ続けてきた、下級の鬼たちの形質保持能力は、輪をかけて弱まっているという。

鬼たちの世界での社会問題になるほど、質の悪い肉を食べ続けてきた不満は大きいらしい。

そして、早く反応の出る鬼ならば、半年もヒトを食べられなければ、知恵を失い、野に返るというのだ。

 

これを聞いて、エマたちは納得した。

だから、ノーマンは農園を潰しているんだと…。

さらにノーマンは、全ての農園を潰すことが可能だと言い切った。

 

「ザジを見たんでしょう?あの子の力を」

ノーマンは、エマに聞いた。

ザジは、エマが鬼に食べられそうになったときに、一撃で3体もの鬼を倒してくれた。

 

「ラムダの実験の副産物だ。ザジはラムダで生まれた」

ノーマンは、ザジのことを話しながら、試験農園ラムダ7214についても、エマたちに教えてくれた。

 

試験農園ラムダ7214では、鬼の5つの貴族とラートリー家が手を組んで実験をしているという。

多種多様の高級肉を作り出そうと、手段を選ばず生み出しているそうだ。

そこで繰り返される品種改良の過程において、筋肉や神経系、感覚などにおいて異常な発達や変則的な成長を見せる個体が次々に発生してしまったらしい。

 

「それが、サジやハヤト達ってことか」

レイは誰よりも早く、勘づいた。

「この力は鍛えれば、鬼にも勝る戦力になる」

 

ノーマンは、これを知って、まずはラムダと系列農園から襲って、食用児たちを開放したのだという。

「今このアジトにいる子ども達の何割かは、未来のサジなんだ」

 

ノーマンは、ラムダの檻の中でずっと考えていたという。

「家族も仲間も全食用児が笑って暮らせる未来」

すでに、ノーマンには、策はある。武器戦力、その他の手配や準備もできている。

 

「鬼は滅ぼす

絶滅させる

大人になれない世界は、もう終わり

鬼世界にぼくたちみんなの楽園を築こう」

ノーマンの思いを現実に変えていこう。

約束のネバーランド 第120話の感想と思考

恐れていた鬼の本当の姿を知った、エマたちでしたね。

こんな風に鬼が生まれ、鬼の欲望を満たすために、たくさんの食用児が食べられ、命を落としていたんですね。

鬼の進化…怖いです。

 

そんな中でも、希望を捨てなかったノーマンはすごいですね。

それに、サジたちのような特別な能力をもった子が生まれていたことを察知し、鬼の撲滅をしようと試みるなんて。

ノーマンの話を聞いていると、鬼に勝てそうな、鬼を滅亡させることができそうな、希望が湧いてきました。

 

さあ、ノーマンの夢を現実に変えるときがきました!!

食用児たちの楽園を築きましょう。

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