火ノ丸相撲【第227話】最新話ネタバレ・感想 ~横綱・刃皇の品格~

2019年2月4日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『火ノ丸相撲 第227話』のネタバレと感想を紹介します!

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大包平と童子切の勝敗がついた。

試合後、刃皇は観客の目の前で、童子切に怪我を負わせてしまった大包平に力水をぶっかけてしまう。

刃皇の態度に観客からはブーイングの嵐。そして、次の刃皇対冴ノ山の取組はどうなるのか…。

火ノ丸相撲 第266話のおさらい

前回のお話はこちら!

>>火ノ丸相撲第266話のネタバレと感想

火ノ丸相撲 第227話のネタバレとあらすじ

大包平と童子切の取組は、大包平に軍配が上がった。

かつてのライバルに並びたかった大包平は、ここからが俺の相撲人生だと思った。

 

「あースローで見るとやはり童子切の体が先に飛んでいますねー大包平はこの体勢でよく残しました」

解説者も唸る、大包平の耐えだった。

 

大包平は、今の取組で特に使った左肘を気にしていた。

「…よし大丈夫…動く…まだまだ七日目だ。止まるわけにはいかない…」

気になった左肘の動きを確かめた後、周りのざわつきに気付いた。

 

「え…?どうしたの童子切…まさか怪我…?」

なかなか立ち上がらない童子切に観客も心配の色を隠せない。

 

大包平も…まさか…あの時…と、取組を不安げに振り返った。

「真剣勝負の結果や。こんな勝負出来るんなら、もう二番手とは呼べへんな。

一番目指して、またやろうや。アキ…!」

童子切は、怪我を気にしているだろう大包平に向かって、わざと気丈に振舞った。

 

この取組の後の観客席は、また別のざわめきを生んでいた。

「おいおいマジかよ…つーか大包平はこれで4大関撃破?」

「凄え!正直ノーマークだったわ!」

「しかも刃皇とは同部屋で当たらない…マジで大包平優勝あるぞ、これ…」

 

そんなざわめきの中、事件は起こった。

「やってくれたなぁ…おい…やってくれたなぁ!!」

刃皇は、童子切に怪我を負わせた大包平に怒り狂っていた。

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あろうことか、観客が見ている前で力水を大包平にぶっかけたのだった。

 

「俺の最後の場所…万全の獅童とやるのをよぉ…楽しみにしてたんだぞ…台無しじゃねぇかよ、てめぇ」

理性が効かない、刃皇。そんな刃皇に負けじと言葉を投げつける、大包平。

「もし童子切が本当に怪我をしたのなら…大相撲に未練がのこっちゃいますねぇ。

撤回しますか、引退」

 

この言葉は、さらに刃皇の怒りを高めた。

「…僕はね、『一番』になる為に朝陽川部屋を選んだんですよ。『一番』であるあなたを超える為に。

…もしこのまま僕とあなたが同点トップで千秋楽を終えたら、優勝決定戦…

優勝決定戦なら同部屋対決もあり得るんですよ」

強気の姿勢を崩さない、大包平。

 

「僕にだって、国宝世代としての矜持があるんだ。今場所あなたの思い通りにはさせませんよ…絶対に…!!」

刃皇の怒りは収まるはずがない。

観客からは、水をかけた刃皇に対して、厳しいブーイングが注がれた。

 

変な空気に包まれた会場。

今からは、結びの一番が待っている。

次の取組は、刃皇対冴ノ山だ。

 

苛立った刃皇に対して、会場の変な空気をもものともせず冷静に取組を待つ、冴ノ山。

冴ノ山は、刃皇との対戦成績は0勝24敗。外国人力士の影に埋もれた世代の力士と言われた。

 

しかし、冴ノ山は、この時の刃皇との取組を後にこう語ることとなる。

立ち会った瞬間に「勝った」と感じたと。

冴ノ山にも夢がある。大関昇進…そして、横綱…。

ついに、時代が動き始めたのだ。

火ノ丸相撲 第227話の感想と思考

ライバル同士の戦いは、大包平に軍配が上がりました。

この二人の戦い、また、見たいですね。

 

刃皇は、横綱としての品格がありませんね。がっかりです。

大包平と童子切の中にあった二人の取組に対する思いや相撲に対する思いをもっと感じてほしかったです。

怪我がどうとか、自分の最後の試合がどうとかではなく、これからの相撲をやっていく力士の思いを汲んでほしかったですね。

 

冴ノ山に負けて当然です。横綱は、人間的にも立派であってほしかったです。

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