呪術廻戦 第42話 ネタバレ・感想 ~姉妹の溝~

2019年1月7日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『呪術廻戦 第42話』のネタバレと感想を紹介します!

真希と真依の間にある姉妹の溝…。2人が抱えるそれぞれの思いが溝をさらに深くしてしまっていた…。

真希と真依の戦い…いかに…。

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呪術廻戦 第41話のおさらい

前回のお話はこちらから!!

>>>呪術廻戦 第41話 ネタバレ・感想 ~助けに入るのずるいよ~

呪術廻戦 第42話のネタバレとあらすじ

「アンタ、真希さんのことどう思う?」

野薔薇はチームのメンバーと真希について話していた。

真希は、一度、名門の術師の生家を出てしまったために、術師として力はあっても昇級できないでいた。

 

そんな真希を心配する野薔薇は、真希のためにも、『団体戦で勝つ』という目標を仲間と共有した。

交流会での真希の活躍が広まれば、そういう嫌がらせもしにくくなると思ったからだった。

 

「聞こえてんぞー」

真希は、自分が心配されているのを耳にはさみ、恥じずかしくなった。

 

真希は、真依との戦い中、ふとそんな一幕を思い出した。

自分を心配してくれる仲間がいることが嬉しくて、笑みがこぼれた。

 

「何、笑ってんのよ」

真依は、自分が甘くみられているようで腹立たしかった。

 

真依は銃で真希を狙う。

真希は、刀で弾丸を交わしながら、真依の死角に入った。

「死角に入ったからなんだっつーのよ。私から距離をとるとかバカじゃない?」

 

真希は、木の枝の上で銃を構える真依を下から攻撃する。

真希の体に銃を向ける真依。

間を詰め寄られ、逆に攻撃されてしまった真依。

 

「分かってた。真希には私にはない、才能がある。」

 

真依は、真希と過ごした幼少期を思い出していた。

「聞いたか?扇の娘の話。片方は術式どころか呪いも見えんらしい。やはり双子は凶兆か…」

 

真依には、呪いが見える。でも、真希には見えない。

幼い時、呪いが見える真依は怖い思いをしたが、それを支えてくれたのが真希だった。

 

真依は思う。

「昔から不安なんてないみたいに、未来へズカズカ突き進むアンタが大嫌いだった」

 

真依は、真希が家を出ると決めたときのことも頭をよぎった。

「家を出るのか、真希」

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禪院家26代目当主・禪院直毘人は、真希に尋ねた。

真希は、心配しなくても家にまた戻ってくると告げた。そして、疑問を投げかける直毘人に、きっぱりと言い放った。

 

「私が禪院家当主になる」

笑いが止まらない、直毘人。

「ならばこちらも相応の試練を与えようぞ、真依にもな」

 

「アイツは関係ねぇだろ」

言葉を吐き捨てた真希は、家を出た。

 

真依は、そのやり取りを始終、聞いていた。

「嘘つき…大っ嫌い」

真依から、悲しい言葉がこぼれ落ちる。

 

真希に裏切られた思いの強い真依は、戦いにも熱が入る。

「6発撃ったな」

真希は、弾丸を止める。

 

「アンタなんか大嫌い」

憎しみを込めた弾丸が、真希の体を仕留めた。

表情を変える真希。

「私の勝ちよ」

 

真依が勝ちを予感した瞬間、真希は、素手で弾丸をキャッチした。

まさか…と固まってしまった真依。

 

「真希には私にはない才能がある。

本来術式を持って生まれるはずだったアンタは、術式と引き換えに人間離れした身体能力を与えられた。

禪院家では認められなかった、私にはなかった才能」

 

木の根元にうずくまる真依に話しかける真希。

「決着ってことでいいな?」

 

「なんで家を出たの?」

突発的な質問にたじろぐ真希。

 

真依は真希に思いをぶつけた。

「私は!!呪術師なんてなりたくなかった!!

…禪院家でコキ使われるのの何がいけないのよ!!

適当に雑用こなして適当に生きれば良かったじゃない!!

なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの?」

 

「あのままじゃ、私は私を嫌いになっていた。それだけよ」

真希の言葉に唇を噛み締める真依。

 

真依は忘れられない言葉ある。

「お姉ちゃん、手離さないでよ」

「離さねーよ」

「絶対おいてかないでよ」

「当たり前だ、姉妹だぞ」

 

真依の中に残る真希は、真依を大切に思ってくれる姉だった。

でも、目の前にいる姉は、父親に認められたい一心で呪術に励むことしか考えていない真希の姿…。

 

真依は悲しい気持ちでいっぱいになった。

「嘘つき…大っ嫌い」

呪術廻戦 第42話の感想と思考

真希と真依の姉妹の間の溝が明らかになりましたね。

双子で生まれて、真希も真依も女の子。普通の家庭なら、真依が思い描くような仲のよい姉妹関係が作れたのかもしれないけれど…。

二人が生まれたのは、名家・禪院家。背負わされるものがでかすぎますよね。

力を持って生まれてこれなかった真希は、周りからの言葉にどれだけ傷つき、家にいられない状況だったことも容易に分かります。

でも、真依は頼もしい姉といつも一緒にいたかっただけなんですよね。

切ないです…。

今回、互いに少しだけ、自分の気持ちを伝えあったけど、でも、まだまだ、この深い溝は埋まらないですね。

いつかは、仲のよい姉妹に戻ってほしいな…と思います。

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