2018年12月22日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『火ノ丸相撲』第223話のネタバレと感想を紹介します!
草薙と互角の戦いをする鬼丸。互いに力の入る両腕。どちらが勝利への道を切り開くのか…。
火ノ丸相撲 第222話のおさらい
前回のお話はこちらから!
>>>火ノ丸相撲 第222話 ネタバレ・感想 ~互角の戦い~
火ノ丸相撲 第223話のネタバレとあらすじ
「草薙の右上手!鬼丸の右下手!
互いに力が出る形で胸があったー!!」
息をのむ取り組みに、客席からも応援の声が飛び交っている。
土俵の上では、観客には見えない、たくさんの攻防が行われていた。
鬼丸が素早く土俵から離れて、体勢を整え始めた。両者は、攻防を繰り広げながら、土俵の中央へと移動していく。
草薙と鬼丸は、膠着の裏で、殺し合っていた。
「土俵の中央で力の均衡が保たれる!」
均衡は、すぐに崩れだした。
鬼丸が草薙に廻しを切られたのだ。
草薙が鬼丸の方へ体重をかけて寄ってきた。
「くっ」
頭を草薙の胸に押し当てて、半身で堪える、鬼丸。
だが、土俵際まで草薙に追い詰められてしまっている、鬼丸。後がない…。
「やはり地力で勝るのは草薙なのか!」
鬼丸を応援する者は、放送席の解説に舌打ちをした。
「互角な訳がねぇんだよ…今のままじゃ…」
鬼車が打てない鬼丸は、そこから派生する技が全く使えな状況だ。手札があまりにも少ない鬼丸は、やはり不利なのか…。
堪える鬼丸に、草薙が引きつけた。
刃皇は鬼丸に激を飛ばす。
「使えよ。右の下手を」
鬼丸は、怪我のショックで鬼車の打ち方が分からなくなってしまっていた。
『イップス』というらしい。怪我がトラウマとなり、精神的に技が出てこないというのだ。
鬼丸を知る力士たちは、鬼丸なら余裕でイップスを乗り越えられると言うが、そう簡単なものではないと釘をさす。
「未だはっきりとした原因もわからず、明確な治療法も確率されていない
この『イップス』で、何人ものプロアスリートが引退に追い込まれてんだ!」
鬼丸は、簡単には技の勘は戻らないと宣告されていた。
鬼丸のように相撲をセンスでやってきた力士は、一度感覚をなくしてしまうと、特に元に戻すのは難しいと言われていた。
「…みんなの技でここまでこれた…なら…ワシは…ワシはどうする!!」
考え抜いた、鬼丸。鬼丸の答えは…
「ワシはワシを謳歌する!!」
鬼丸の体が、あの頃を思い出したのかもしれない。
『正調 右下手投げ 鬼車』
草薙に一撃を加えた。
火ノ丸相撲 第223話の感想と思考
鬼丸が、怪我のスランプから立ち直れそうですね。
『イップス』…。プロのスポーツ選手には酷なものですね。今まで身につけてきた、自分にしか分からない感覚を失ってしまうというのは…。
でも、もう難しいかもしれないと言われていたことを草薙との取り組みの最中に取り戻すなんて、さすが鬼丸ですね。
追い詰めれれたときにこそ、力が発揮できるのは強い人の証です。
あと少し!がんばってください。
次のお話はこちら!!
>>>火ノ丸相撲 第224話 ネタバレ・感想 ~最高のライバル~
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