2018年12月22日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『ワンピース』第928話のネタバレと感想を紹介します!
いよいよ小紫の登場!美人だと評判の高い小紫は、どんな人なのか!
ワンピース 第927話のおさらい
前回のお話はこちらから!
ワンピース 第928話のネタバレとあらすじ
ーワノ国「兎丼」ー
ルフィは、採石場で働いた。そこでヒョウじいを助けていた。
今日もまた、お礼にやってきたヒョウじいに、大量のご飯の引換券を渡し、大変感謝されたのだった。
突然現れた雷ぞう。ルフィは『手錠の鍵』について尋ねた。管理が厳重でなかなか難しいが、がんばると言う雷ぞうに期待をかけるルフィだった。
ルフィのもとに物乞いをしに来たカリブー。彼は以前、ルフィの首を狙ったが失敗した過去を持っていた。
「きびだんごくれたら子分になるぜ?」
しつこく手を組もうと誘ってくるカリブーをあしらうルフィ。
「ギザ男と組めばいいだろ」
ルフィは、キッドを紹介する。キッドはカリブーの自分の評判があまりよくないという話が聞こえたのか、その場にやってきていた。
カリブーは自分よりも強いキッドを目の前にして、びびってしまう。
キッドはカリブーに簡単に自分の経歴を紹介し、威勢良くルフィに向かって叫んだ。
「そしてこれから、カイドウを討ち名を上げるのがおれだ!!!」
「それはおれだ!!!」
ルフィも負けじと叫んだ。
ー花の都ー
まさに、花魁道中の最中だ。
道に集まるものは、小紫がどんな人だろうと期待に胸を膨らませて待っていた。
そんな群衆の中に、刃物を持って小紫を狙う者たちが3人…。
「殺すんだ、あの女を…」
「どうせ死ぬなら道連れに…!!」
フランキーは、そんな彼らを見つけ、やばい雰囲気を感じ取った。
「小紫様ー」
小紫の登場を待っていた者たちは、歓声をあげた。
「小紫ー!!!」
さっきとは違う、殺気を帯びた叫び声。さっきの3人が刃物を持って、小紫に襲いかかってきたのだ。
小紫の警護にあたる者は、その3人を難なく倒す。
倒れながらも、3人のうちの一人の老いぼれたおじいさんは、かすかな力を振り絞って、小紫の名前を呼んだ。
おじいさんは昔の小紫との幸せな日々が頭に浮かんでいた。
おじいさんと小紫はかつて、小紫が身請けをお願いした仲でもあった。小紫を身請けするには、大金が必要だったので、おじいさんは必死になってお金を貯めた。
おじいさんは蔵を売った。家族を売った。自分の体のことも二の次になった…。小紫と一緒に住むため、お金のため…とどんなことも犠牲にした。
「あちきも…ぬしと共に暮らす日を…毎夜夢に見ておりんす」
可愛いことを言う小紫の言葉がおじいさんの支えだった。
「最後の500金…!!これでお前を身請けできるぞ、小紫!!」
必死の思いで貢いできたおじいさんは、これで小紫を遊郭から開放できると喜んでいた。
「どわっはっはっはっはっはっは!!!」
そんなおじいさんを大きな屋敷から眺めていた小紫とそのお付きの者たちは、大きな声で笑いだしたのだ。
「バカが夢見てんじゃねェ!!」
訳の分からないおじいさんは、小紫に助け舟をお願いする。
そんなおじいさんをバカにしたように見下す、小紫。
「あちきにくれるって言ったでしょ?全部使っちまったよ。ありがとう」
小紫のいつもと違う態度を見て驚く、おじいさん。裏切られたのが悲しくて、涙が止まらない。
「誰だ?あの老いぼれは…小紫」
狂死郎が顔を覗かせた。
「お前か…最近小紫につきまとっていたジジイとは…」
笑いの止まらない、小紫たち。
「あーあーこれで何人目だ」
おじいさんは、狂死郎の子分にぼこぼこにされてしまった。ようやく、現実を見た、おじいさん…。
花魁道中では、小紫への歓声が上がる中、小紫の金の餌食になったものが、小紫の命を狙っていたのだった。
「くれたものを返せとは…見苦しいこと極まりなし…わちきには男など金を運ぶ犬…!!無くなれば価値はなし。貧乏人は嫌いでありんす」
分かってはいたものの小紫の言葉に涙が止まらない。一度、小紫を愛してしまった3人の宿命なのだ。
ー九里『編笠村』ー
もも君は、日和という26歳になるだろう妹の生存を心配していた。そして、もし生きていても、日和はオロチに狙われてしまうと言う。
会いたいが、会う時は、オロチを倒してからだと誓っていた。
ワンピース 第928話の感想と思考
小紫さんの評判の良さは、外面だけだったのですね。何もかも犠牲にさせてしまうほどの魅力があるのはすごいですが、あそこまで人を追い込んでしまうのは最低です。
美人な女性って、怖いですね。貢いだ男もバカだと思いますが、貢がせた小紫には、これから最低な人生を歩んでほしいと思うくらい腹が立ちました。
貢いでボロボロになった男性に共感してしまったので、何だか切ない気持ちになってしまいました。
次回は、どうなるのでしょう。
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