ゴールデンカムイ 187話のネタバレと感想〜告げられた真実!尾形の闇〜

2019年01月24日発売の週刊ヤングジャンプに掲載中のゴールデンカムイ第187話のネタバレと感想をご紹介します!

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ゴールデンカムイ 186話のおさらい

前回のお話はこちらからどうぞ!!

>>ゴールデンカムイ 第186話 ネタバレ・感想~返されたマキリ~

 

ゴールデンカムイ  第187話のネタバレとあらすじ

 

ホパラタの構えで風を受け、流氷に乗せられたまま流されていく杉元(と白石・リュウ)。

「またアシリパさんの教えに助けられちまったぜ!!」

 

「何を思い出した?早く教えてくれアシリパ!!」

そのアシリパを篭絡しようと必死の尾形。

それでもためらい口を紡ぐアシリパに、一瞬考えた尾形は言った。

俺は杉元に頼まれた、と。

杉元の名前を出され大きく反応するアシリパ。

尾形は語りだす。

 

網走監獄でまだ息のある杉元と話をした、と。

行き絶えかかった杉元は尾形に「旅順で死んだ親友の嫁に、金塊を少しでいいから分けてくれ」と頼んだのだと。

「見に行った時はすでに死んでたって…!」

以前尾形に聞かされた話との違いを指摘するアシリパに、こんな話を聞きたかったか?と逆に指摘を返す尾形。

親友の未亡人、すなわち杉元の惚れた女のため。

そう言われてしまうと言葉を返せないアシリパ。

杉元とは仲良くなれなかったが最後の望みを叶えてやるためにも、と金塊の鍵をなお聞き出そうとする尾形にアシリパは尋ねる。

杉元のことを知りたい一心で。

「そのひとの名前は聞けたのか?」

尾形は言う、たしかトメと聞こえたと。

「ほかには?」

故郷へ帰りたいと言っていた、と唇をかみしめる尾形。

「全部教えてくれ…最後に何か食べたいとか…言ってなかったか?」

せつなげに遠い目をする尾形。

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「あ?ああ…言ってたぜ、アイツは…」

 

あんこう鍋が食べたい…
(尾形の空想の中で涙を流す死に際の杉元)

 

「あんこう鍋?」

アシリパは気付いた、そいつじゃ杉元じゃない。

杉元はユクの腹の中で吹雪をやり過ごした晩アシリパに聞かせてくれた。

「干し柿と答えたはずだッ」

暗い目で強くアシリパの手を引く尾形。

アシリパは抵抗し弓を取る。

お前はなにひとつ信用できない、と完全に尾形を否定し対峙する。

時間切れかな、といつもの冷めた態度に戻った尾形は向けられた矢を見つめながら不気味につぶやく。

はじめて会った時から不殺の誓いを立て清いままでいようとするアシリパに違和感があったと。

尾形の頭によぎるのは自らが撃ち殺した異母弟。

清いまま死んでいった自分とは余りに違う存在。

アシリパを挑発する尾形。

「お前の父親を殺したのは俺だ」

目を見開くアシリパ。

だが、弓をおろした。アシリパは挑発にのらなかった。

目を光らせる尾形。

「…お前達のような奴らがいて良いはずがないんだ」

銃を掲げたその時、雪煙舞う背後に杉元が立っていた。

ゴールデンカムイ 187話の感想と思考

 

トメって。

前回のキロランケの引きから、まさかの尾形のデマカセ祭り。

ものすごく切迫したシリアスな展開にも関わらず、こんなに表情豊かな尾形は久しぶりに見た思いでした。

ギャグなのシリアスなの、どっち!?

しかし死に際にあんこう鍋とは、尾形の発想の中ではそれしかなかったのかもしれませんね。

また、尾形がアシリパに送っていた意味ありげな視線もようやく回収されました。

やはり清らかだった弟・勇作とアシリパを重ねて、今度こそは自分と同じものだと納得したかったのですね。

いよいよ杉元が追いついてしまいました…!

次週アシリパと杉元は笑顔で再会できるのでしょうか?

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