2019年01月24日発売の週刊ヤングジャンプに掲載中の童子軍鑑第5話のネタバレと感想をご紹介します!
童子軍鑑 第5話のネタバレとあらすじ
隠れ村マリッドから東へ。
騎士団長の娘だというナギに連れられイーストガーデンという都にやってきたノームの生き残り・フェイ。
生まれ育った暗い地下とも追われた者のマリッドの村とも違う悠然とした姿に言葉を失い驚く。
黒い煙を吐く蒸気塔は国の守護神だという。
蒸気の力を利用した蒸気砲によって帝国のゴブリン兵は退けられた、鉄壁の庭なのだとナギは語った。
興奮してはしゃいでいるフェイは徐々に人波に流されナギとはぐれてしまう。
その頃、イーストガーデンの王城にテネフェリア帝国から使者が訪れていた。
顔を半分焼かれたような不気味な男・マグリッド。
帝国の天帝はイーストガーデンの蛮行(抵抗)を許し降伏を認める、民は奴隷よりはましな二級市民となり王も自裁を許されると不遜に言い放つ。
口が過ぎると宰相に咎められれば戦をちらつかせ、あくまで帝国が上の立場であると示してくる。
その場には王の二人の王子も列席していた。
第二王子であるラルスが口を開く。
「帝国人は自らを神か何かと勘違いしておられるのかな?」
臆することなく冷然とした態度で意見するラルスに宰相達は感嘆の声をあげる。
体面上ラルスをいさめる王だがやはり要求を無為にのめない旨をマグリッドに伝える。
そのうえで王は第一王子であるマルクにも意見を求めた。
おどおどとしたマルクは充分な発言もできず、弟の横で狼狽え下を向くのだった。
城下町におりてきたマルク王子。
側近のダニオロが追ってくる。
眺める海には船が出ていた、弟の船だ。
隣国と同盟を結ぶための話し合いをおこなうらしい。
家臣たちが自分を何と言ってるか、弟であるラルスが自分をどう思っているか。
「ラルスの方が…王らしいよ」
うなだれ膝を抱えるマルク。
その時、街の子供たちが何者かに悪さをする声が聞こえた。
見ると小さな子供が靴を取り上げられている。
こらしめに向かうダニオロと靴を取りかえさんとするマルクだが…無惨にも放り出された靴はマルクの手を擦りぬけ海へと落下。
「なぜそこでキャッチできない!!」
怒鳴る子供はフェイだ。
イーストガーデンの迷える王子と知の亜人が巡り合った瞬間だった。
童子軍鑑 第5話の感想と思考
物語は舞台を変え新章へ!
あっというまにイーストガーデンに着いてしまいましたが、冒頭の描写をみるにだいぶ離れた場所まで来たようですね。
ナギとフェイは少しうちとけたのでしょうか?
今回は二人の出番はあまりなく、イーストガーデン国内の事情が語られました。
意志が強く理に富んでいる第二王子と心優しく民思いでも頼りない第一王子。
二人の王位継承権と帝国との戦いが今後の主軸となっていくのでしょう。
その中でフェイがどのように古代知識(歴史軍鑑)を活かしていくのか、おおいに楽しみです。
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