2019年01月10日発売の週刊ヤングジャンプに掲載中のゴールデンカムイ第186話のネタバレと感想をご紹介します!
ゴールデンカムイ 第185話のおさらい
前回のお話はこちら
>>ゴールデンカムイ 第185話 ネタバレ・感想~金塊の鍵を問う尾形!アシリパはどうする?~
ゴールデンカムイ 第186話のネタバレとあらすじ
吹雪の中、村田銃の銃声とわずかに見えた杉元の姿に狙いをつけようとする尾形。
しかし雪と氷で何も見えずとても狙撃をおこなえる状況ではない。
杉元と白石はそんな尾形・アシリパには気づかずリュウの鼻を信じて流氷の上を進んでいる。
存在には気づいていないが杉元は尾形の狙撃を警戒し、近づけるのは雪と風のある今しかないと考えていた。
その時、杉元の足下で音をたて流氷が割れる。
杉元白石、リュウをのせた氷の塊はゆらゆらと流されだす。
「シライシおまえ裸で飛び込んで氷を押せよ!!」
「うるせぇお前がやれ!!」
感動の再会から間もないのに慣れ親しんだ悪言を交わす二人。
ソフィアと共にいたキロランケも銃声を気にし、ソフィアに待っているよう言いおいて一人離れた。
その背中を見送ったソフィアが自らの名を呼ぶ声が聞こえたアシリパ。
戻らないと、というと銃を構えたままの姿勢で尾形が言った。
網走で杉元とのっぺら坊が撃たれたとき、キロランケがどこかに合図していたと。
絶句するアシリパの手を取る尾形。
場面は変わり囚人達と戦う谷垣鯉登。
盾にした氷の塊で応戦する谷垣、猿叫をあげ軍刀で相手の頭を完全に割る鯉登。
容赦なく片づける。
「月島は?どこだ月島ァ」
いつのまにか月島軍曹がはぐれていたことに気づいた鯉登は呑気にも谷垣から離れ歩いていく。
なかば無理やりアシリパの手を引く尾形。
まだ混乱しているアシリパは尾形の先ほどの発言、キロランケが狙撃の合図を出していたという件について尾形に聞きたがる。
周囲をチラチラ気にしつつ足を早める尾形。
自分が狙撃したことは隠し、おおかた金塊の用途で揉めていたんだろうという。
なぜ黙っていたのかという問いに、アシリパが金塊の鍵を思い出すにはキロランケの協力が必要なのだと思っていたから様子を伺っていたと…。
金塊が手に入ればなんだもいいがキロランケと組んでいたらいつかお前も消されるかもしれないと。
まだ信じきれない表情のアシリパ。
無事、スヴェトラーナのそばにいる月島を鯉登が見つける。
完燈台守の娘の話を忘れているのかにべもない鯉登。
その時、一人になった谷垣の近く。
気配に振り向くとそこに立っていたのは愛する女性の仇、裏切り者キロランケ。
間髪入れず凄まじい形相で突進する谷垣。
キロランケは背にした氷が割れる勢いで倒され顔面に強く拳を入れられる。
谷垣が銃を構えた、が、同じく鬼の形相のキロランケが氷で谷垣の頭部を強打。
明確な殺意に殺意で応えるしかない。
「アシリパ教えてくれッ何を思い出したんだ!?」
なおも食い下がる尾形に沈黙するアシリパ。
焦る尾形。
キロランケの氷がもう一撃、谷垣の側頭部に落ちた。
腰のナイフに手をかけるキロランケ。
鼻血を出し朦朧とした谷垣の脳裏にインカラマッの微笑みが浮かぶ。
ザッ
なにかを貫く音。
キロランケの背中。
息を荒くしたキロランケの手にべったりとついた血。
どこか静かな表情でゆっくりと立ち上がるキロランケ。
その腹部に深々と突き刺さった…マキリ。
「網走監獄での忘れ物だ、返しに来たぞ」
それはインカラマッが腹を刺されて尚、執念で離さなかったキロランケのマキリだった。
ゴールデンカムイ 第186話の感想と思考
キロランケ!!!
ここで誰かが命を落とすのだろうとほ思っていたのです、でも杉元VS尾形が先だと思っていました。
まさか谷垣VSキロランケが先にくるなんて!
本当に久しぶりのかっこいい谷垣なのですが、二人とも元来は気のやさしい男。
舟から転落したインカラマッと谷垣を掬いあげた時のキロランケの笑顔を思うととても悲しいです。
それにしても、みんな少しづつ位置が離れ分散していますが、これだけの場面展開を混乱なく一気にまとめて描ける野田先生の構成力は本当に素晴らしい!
これはまたパーティーシャッフルがきそうですね。
ソフィアさんが一人になってしまっているのも気になります。
なによりここ何回かで空振ったり裏切ったり焦ったりと大忙しな尾形が気になります。
続きが待ち遠しいです!
次回のお話はこちら
>>>ゴールデンカムイ 第186話 ネタバレ・感想~返されたマキリ~
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