2018年2月18日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『約束のネバーランド 第123話』のネタバレと感想を紹介します!
「鬼を殺したくない」と本心をレイに語ったエマ。
鬼と共存の道をとることはできないのか…。
レイと相談したエマはどんな行動をしていくのか!?
約束のネバーランド 第122話のおさらい
前回のお話はこちらです
約束のネバーランド 第123話のネタバレとあらすじ
「私、鬼を殺したくない」
エマが本心をレイに告げた。
「でも全食用児は絶対食べられたくない。私どうすればいいかわからない」
「俺にもわからん」
レイは、エマの考えを尊重しながらも、いろんな道をもう一度考えた結果、やっぱりノーマンの方法しかないと結論付ける。
「ノーマンは正しい」
エマの考えを聞きながらも、どうしようもないと言うレイに、他には何もないのかと問い詰めるエマ。
「でもすぐ出てきたじゃん」
「は!!?」
「埋めた本音。すぐ出てきたじゃん。埋めるなら何があろうと墓場まで隠し通せよ。
諦めきれないんだろ」
レイは、エマにさらに突っ込む。
このままずっと、この気持ちを隠し通そうとするなら、絶対に我慢しきれずに大爆発するとー。
「しかもお前の場合、どうせそれが一番面倒なタイミングで起こって、
一番面倒な方向に一人突っ走ってったりするんだよ。
そうなりゃ、みんなにもエマにも危険は増えるし、ノーマンにとっても大迷惑。俺もめんどい。
納得してねぇなら、とことん向き合った方がいい」
レイにアドバイスをもらい、エマは少し決心を固めた。
「絶滅は嫌。争わない選択肢を探したい」
けれど、エマの頭の中には、そんなにうまくいくことではないともちゃんと分かっている。
「じゃまず、それ込みでノーマンに話しに行こう」
「えっノーマンに!?私こんな迷ったままで!?」
「迷ってるからこそだろ。
…あいつは昔から俺達の“特別”だろう?」
「うん!」
ようやく決心がついた、エマ。
ノーマンに話せば、戦わない道の具体的な策も出てくるかもしれないと言うレイ。
それからもう一つ。
「あと俺達としちゃ、アレも気になるだろ」
「ソンジュとムジカ」
ソンジュとムジカは、人間を食べていない鬼だ。
ノーマンは、鬼は人間を食べ続けないと人型と知能を保てないと言っていたけれど、この説は、ソンジュやムジカには当てはまらない。
謎は深まるばかり…。
「みんなムジカ達みたいな鬼だったら、鬼と人間、共存できる道もあるかもしれないのにね……」
エマは切なく思った。
レイは、このことをノーマンに早く知らせないとやばいと思った。
「その仮定…ムジカ達が形質を保持できる“例外”だって仮定が正しいとして、そういう“例外”の鬼がどのくらいいるのか。
もしたくさんいて、そいつらが人間を食いたい鬼だったら」
「農園を潰しても、そいつらは退化しない。人間の脅威のままだ」
これだと、ノーマンの考えが根底から崩されてしまう…。焦るエマ…。
ノーマンがこのことを知っていれば、ムジカ達の謎が解けるし、場合によっては、共存の道も開けるかもしれないと考えを広げた、レイ。
「今すぐ、ノーマンのところに行って相談しよう。ムジカ達のことも、エマの迷いも」
レイはエマの考えは尊重しているが、共存の道は不可能に近いと思っていた。
けれど、ムジカ達にも恩があるし、エマの背中を押してやりたいと思っているレイは、エマに勇気を与えた。
二人は、意を決してノーマンの部屋へと向かった。
ノーマンの部屋には、ノーマンは不在で、その代わりノーマンの仲間たちがいた。
ノーマンの仲間たちは、エマとレイに興味津々のようだった。
約束のネバーランド 第123話の感想と思考
エマは、鬼との共存を願っているけど、私はレイと同じく、難しいと思ってしまいます。
ムジカのような鬼はなぜ存在しているのか謎ですが、出会ってきた多くの鬼が人間を食べ物のと見ている状況で、共存はあり得るのかと考えてしまいます。
ただ、自分の意見とは違っても、その考えを受け止めて、解決しようと方法を出すレイは大人だなと思いました。
レイみたいに相手のことを思いやれる男の人って少ないんじゃないかな…。
ノーマンにエマの考えが通用するのか、楽しみですね。
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