2019年2月9日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『獄丁ヒグマ 第7話』のネタバレと感想を紹介します!
ヒグマが閻魔大王と話している間に、狐の亡者が現世で暴れまわっていた。
暴れまわる狐の亡者の正体とは一体…。
獄丁ヒグマ 第6話のおさらい
前回のお話はこちらです!!
>>獄丁ヒグマ 第6話 ネタバレ・感想 ~命寿の価値を知っているヒグマ~
獄丁ヒグマ 第7話のネタバレとあらすじ
閻魔大王に呼ばれたヒグマは、二人で話を始めた。
「…俺の友達を勝手に分霊者にするのはやめろ」
ヒグマは、コバタやアヤハという一般人を巻き込んでしまう原因になった閻魔大王に釘をさした。
「巻き込むなとお前は言うが“仕事”の事抜きにお前という人間を語ることはできん」
友達にヒグマの正体を分かってもらい、仕事を手伝ってもらうことは、ヒグマのことをより理解してもらうのに必要だというのだ。
「まァコバタにせよアヤハにせよだ。与えられた力を使うと決めたのは彼ら自身。
その点は私は強要しない。
…あの2人の扱いだって決めるのはお前だぞ、ヒグマ」
「お前は本来、そんなことを気にしていられる程暢気な身分ではない。
…そろそろ気をひきしめろ。
お前の次の相手は“狐”だぞ」
そんな頃、現世では、狐の亡者が大暴れをしていた。
「お…お母さん。お母さん。ど…どうして…!?」
ある母親にとりついた狐は、母親を利用して、その母親の子どもを包丁で殺させているところだった。
「お願いします。もうやめて。
…子どもだけは、子どもだけは。殺すなら私を殺して!」
狐の亡者にとりつかれながらも、母親は必死になって、自分の起こしてしまいそうな行動を止めようとしていた。
「あぁ…健気だねェ。そいつは無償の愛ってやつかい、お母さん。
…でも残念、僕はあんたと違って…子どもって生きものがぁ吐き気がするほど嫌いなのさ!」
母親に自分の子どもの喉をかき切らせた…。
「あーっはっはっはっは!!!間抜けな女だ!!
…さて次はどんな母子を探そうか!」
やりたい放題の時間を満喫した。
「烟月様!」
突然現れた烟月は、狐の亡者・狐鉄に向かって、話しかけた。
「いつも通りに狩りをすれば良いのじゃ。お前のやり方は目立つからの、じき食いついてくる」
黒い獄卒人だけ戦い、その他の獄卒人が駆けつけてきても逃げるようにアドバイスを送った。
「うまくやれば褒美をつかわす。楽しめ…」
狐の亡者の正体は…。
『在獄期間328年
泥梨ノ狐鉄』
母子の愛を食いものにする亡者だ。
閻魔大王とヒグマもちょうど狐鉄の話をしている頃だった。
亡者は皆、箍が外れている。
「一度死んだ上、地獄を脱出した経験ゆえにな。
おまけに“罪人”という烙印をすでに押された身。良識も何もあったものではない」
その言葉通り、狐鉄も現世で羽を伸ばしすぎていた。
カラスのヒナが入った巣をわざと落とし、歯向かってくる親カラスを威嚇した。
狐鉄は考えていた。
「自由が好きだ。だから亡者を解放してくれた翁さまも好き。
…だから翁さまに仕える烟月様の役に立てるのはいいな」
閻魔大王はヒグマに言い聞かせた。
「仮初の解放に酔いしれる脱走者に、お前の背負う“仕事”の重みを教えてやれ」
ヒグマは了承した。
獄丁ヒグマ 第7話の感想と思考
何だか非道な亡者が現れてしまいましたね。
母親に自分の子どもを殺させるなんて…。考えられないです…。
亡者が地獄から抜け出せたのは、翁さまという人が関わっていることも分かりましたね。
そして、強そうな感じの烟月という人も登場し、ますます、展開が面白くなってきそうな予感です!!
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