アクタージュ【第52話】最新話のネタバレ・感想 ~初日、終了~

2019年2月9日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『アクタージュ 第52話』のネタバレと感想を紹介します!

巌の死を芝居に重ねた阿良也は、感情のこもった深い芝居をし終わり、ヘトヘトになった。

それを見守っていたスタッフや共演者たちも、無事に演劇が幕を閉じたことにほっとする。

この演劇を通して見た、人の成長…。

巌の偉大さをひしひしと感じた…。

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アクタージュ  第51話のおさらい

前回のお話はこちらです!
>>アクタージュ 51話のネタバレ感想

アクタージュ 第52話のネタバレとあらすじ

昔、巌がまだ元気だったころのことを阿良也は思い出した。

「カムパネルラが川に落ちたんです。ザネリを助けて」

演劇の練習を見ながら、阿良也は巌に向かって怒鳴ったことがある。

「カムパネルラは死んだけど、ジョバンニは生きている!!勝手に終わらせるなよ!!」

共演者は、阿良也の言っている意味が分からなった。

阿良也自身も、みんなと感覚が違うことを分かっていたから、自分の怒りを理解されないことが、とても悲しかった。

「そうか。物語を終わらせるのは作り手の勝手な都合か…お前、やっぱり役者になれよ」

巌は、阿良也の伝えようとしていることを唯一、理解してくれた。

こんな思い出を思い出していた…。

ー舞台上ー

スモークが晴れて、現実の世界へとジョバンニが戻ってきた。

「僕、もう帰らなくっちゃ」

演劇の最後の言葉を言いながら、阿良也は思う。

「人は死ぬ

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必ず死ぬ

だけれど、俺の人生は続く」

幕が閉まった。

会場には、阿良也の渾身の芝居の余韻が残っている…。

阿良也もかなりエネルギーを使い、倒れそうになった。

「おつかれ」

共演者が声をかける。

「…ぼろぼろの初日だった」

みんなも頷く。

「でも明日があるから。

明後日も明明後日も、僕たちにはあるから」

夜凪の言葉に我に返った、阿良也。

「じゃ夜凪、行こうか」

阿良也は夜凪を強引に連れて、カーテンコールに向かった。

「笑って、景」

大勢の人からの大きな拍手が沸き起こった。

「こんなにたくさん…いつのまに」

天然発言の夜凪にツッコミを入れる、共演者。

「人が成長する瞬間が見れた」

カーテンコールを見守りながら、黒山は巌のことを思い出した。

「黒山、俺を利用して良いとこだけ持っていこうってか」

巌の怒った顔が思い浮かんだ。

「よく言うぜ、クソじじい。勝ち逃げしやがって」

巌との思い出と芝居を重ねた役者たちは、この演劇の中で確実に大きな成長を遂げた。

これこそ、巌の残したもの。生み出したものなのだ。

「ありがとうございました」

観客を魅了しっぱなしの『銀河鉄道の夜』の初日が終わった。

星アリサは予感した。

「しばらく荒れそうね。日本を代表する演出家の死と新星の発見」

アクタージュ 第52話の感想と思考

無事、終わってよかったです。

巌さん一人の生き方が、いろんな役者の芝居を成長させました。

こんなにも人の人生の一部になってしまうほど、影響を与える人っているんですね。

そういう人と出会えたことが、すごく羨ましいなと思いました。

この『銀河鉄道の夜』を通して成長した夜凪たち。

次は、どんなことが彼女らを待ち受けているのか、とても楽しみですね。

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