2019年2月4日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『獄丁ヒグマ 第6話』のネタバレと感想を紹介します!
獄丁ヒグマ 第5話のおさらい
ヒグマは、命寿の価値をちゃんと知っていると太鼓判を押す、コバタ。
コバタは、そんなヒグマのために、獄卒人・ヒグマの手伝いをしている。
コバタに手伝いをしたいと思わせたヒグマの過去とは…。
コバタとヒグマの関係とは…。
前回のお話はこちら
>>獄丁ヒグマ 第5話 ネタバレ・感想 ~命寿を軽々しく扱うな~
獄丁ヒグマ 第6話のネタバレとあらすじ
コバタとヒグマの過去が明らかになる…。
コバタは、小学生のときのことをアヤハに話し始めた。
「俺の祖父さんが死んだんだよ。亡者に命寿を奪われてさ」
コバタは、祖父が命寿をとられるところを近くで見ていたけれど、誰にも言うことができずに、引きこもっていた。
祖父の葬式が終わった次の日に、コバタの家に、ヒグマの父親がヒグマを連れて現れた。
ヒグマの父親は、コバタに事情を聞いて、その亡者をやっつけてくれた。
しかし、獄卒人がとり戻した命寿は、生きている人間には返せるけれど、死んだ人間には返すことができないから、コバタの祖父は助からなかった。
コバタは、死んだ祖父と一緒にかまくらを作ろうと約束していた。
けれど、それは、叶わなかった…。
「俺が言いたいのはさ。人の命の価値なんてのは改めて考えなきゃ言葉にはしにくいものだけど、
少なくとも今あの人たちが死んだら、果たされなかった約束がそれだけ増える…」
コバタは、今回の件の香ちゃんと自分の幼いころの姿を重ねていた。
「俺の祖父さんは死んだけど、ヒグマはそういうのちゃんとわかってる奴だから。
…ヒマな時ぐらい手伝ってやってもいいかな?ってこの印を貰った時思ったわけよ」
アヤハもコバタの話を聞いて、同じ気持ちだなと思った。ヒグマのために、手伝えることは手伝ってあげようと改めて思った。
戦い終わったヒグマは、命寿の価値について、考えていた。
「それは生者にとっても亡者にとっても同じ。
俺は理解ってる。自分が何をしているのか…」
ヒグマは、コバタとアヤハと合流した。
ヒグマは、アヤハが魑魅退治をしてくれるとは思っていなかったので、度胸のあるアヤハを称えた。
アヤハは改めて、ヒグマとコバタの関係を尋ねた。
分霊者のコバタは、実は…同級生だった…。
「クラスメイトです。小学校からずーっと。腐れ縁だよ、ホント…」
ヒグマは、修行をしていた。
「その獄刀の脆さはお前の弱さそのままだな、ヒグマ」
阿傍と名乗る男に、かなりしごかれていた。
阿傍はヒグマに言った。
「お呼びだ」
ヒグマはザイジュに導かれ、閻魔大王のところに連れて来られていた。
「さてヒグマ。仕事の話をしようか」
閻魔大王に呼びつけられたヒグマであった。
獄丁ヒグマ 第6話の感想と思考
コバタは、ヒグマの同級生。そして、昔、ヒグマの父親に助けてもらったことがあったのですね。
本当に腐れ縁ですね。
コバタが言うように、ヒグマは獄卒人として、命寿をかなり慎重に扱っているなと思いました。
もちろん獄卒人としての責任もあると思うけれど、今までヒグマが生きてきた過程が影響しているのかなとも思いました。
いつも思いますが、閻魔大王がかわいいです。
こんなかわいらしい閻魔大王からの仕事の依頼は、どんな話なんでしょう…。
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