獄丁ヒグマ 第5話 ネタバレ・感想 ~命寿を軽々しく扱うな~

2019年1月28日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『獄丁ヒグマ』のネタバレと感想を紹介します!!

金剛嘴烏と戦う、獄卒人・ヒグマ。

老人の命寿を軽々しく扱う金剛嘴烏に裁きを…。

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獄丁ヒグマ 第4話のおさらい

前回のお話はこちら

>>獄丁ヒグマ 第4話 ネタバレ・感想 ~命に優劣はない~

獄丁ヒグマ 第5話のネタバレとあらすじ

「何だ…!?」

ヒグマに金剛炭を打ち返されてしまった金剛嘴烏は、衝撃で考えることも、体を動かすこともできず、地上に真っ逆さまに落ちてきた。

 

「甘くみていた。これが獄卒人…!!」

このままではやられる…と直感した金剛嘴烏は、

「待って!!待って下さい!!」

とヒグマに取引をしようと持ち出したが、ヒグマはそんな手にはのらない。

 

「どこに落ちた?あいつ…」

魑魅を退治し終わった、コバタとアヤハは、ヒグマたちの様子を見に行くことにした。

 

アヤハは久しぶりに獄卒人になったヒグマを見て、

「そうだ。あいつ…怒るとあんな顔するんだった…」

と思った。

 

ヒグマは、金剛嘴烏のもとに詰め寄っていた。

「許して下さい。お願いです。あの老人達は解放します。どうか見逃して下さい。どうか!!」

「懺悔なら地獄で好きなだけしろ」

亡者の言葉に耳をかさなかったヒグマが、ピタリと動きを止めた。

 

「私は、ただ生きたいだけなのです!!」

金剛嘴烏は、現世に留まりたいとヒグマに思いをぶつけた。

「その為には命寿が必要だ。良心に従い老人を集めたというもの本当です。

生を存分に謳歌しつくした彼らからなら、少しぐらい頂戴したって良いはずだと」

 

金剛嘴烏は、老人だから命寿を奪っても許されると言う。

そして、見逃してくれたら、ヒグマにもこの命寿を分け与えるとー。

「他人の命寿を自在に操れるのは亡者だけだ。望めば貴方を不老不死にすることだってー」

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これを聞いていたアヤハは、腹が立った。

 

ヒグマは、あろうことか金剛嘴烏の思いに共感してしまった。

「誰だって地獄は恐い。一度経験したことがあるなら、なおさらだ。」

 

それを見ていたアヤハとコバタには、ヒグマが共感する理由が理解できなかった。

金剛嘴烏が許してもらえると少し安心しかけたとき…

「でも全然そういう問題じゃない」

ヒグマは、口を開いた。

 

人間の老人の命寿であっても、たとえあとわずかの命寿であっても…。

それは、彼らがこれから誰かとわかちあい、積み上げていくはずの時間であり、未来であり、人生そのものだとヒグマは、言う。

「他人が勝手な理由で奪っていいものじゃないし

ましてやそうして多いだの少ないだの…金みたいに勘定して!!

取引の材料にできるような代物じゃないんだよ!!」

 

ヒグマの怒りを感じた金剛嘴烏は、その場から突然離れた。

アヤハとコバタは逃げていく金剛嘴烏に向かって叫んだ。

金剛嘴烏は、最後の手段と、老人たちを狙って攻撃し始めた。

 

「烙!?」

金剛嘴烏の攻撃を読んでいたヒグマは、篝手を使って、老人たちのもとに烙をスタンバイさせていた。

そして、跳ね返ってきた自分の攻撃を受けてしまう、金剛嘴烏であった。

 

『零号

ザイジュ解放 獄刀カイナギ!!!』

「命の重さを思い知れ!!」

 

金剛嘴烏は粉々になった。

獄丁ヒグマ 第5話の感想と思考

人の命の重さを年齢で判断すること、やめてほしいですね。

年をとったって、若い人より、一生懸命に生きている方、たくさんいますから。

 

ヒグマが金剛嘴烏の言い分を聞いて共感しているのが、意外でした。

悪いことをしている亡者の言い分を聞いて、なかなか止めを刺さないのは、余裕の現れなのでしょうか。

地獄を逃げ出してきた亡者の気持ちが分かるのかなとも思いました。

次回は、どんな亡者が登場するのでしょうか。楽しみですね。

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