鬼滅の刃 第143話 ネタバレ・感想 ~さらに増す鬼への憎しみ~

2019年1月28日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『鬼滅の刃 第143話』のネタバレと感想を紹介します!!

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鬼滅の刃 第142話のおさらい

童磨と戦っていたしのぶは、残っている最後の力を刀に込めて、童磨の頸を突いた。

しかし、童磨には敵わない…。しのぶは、どうなる…。今頃、他の者たちは生きているのか…。

前回のお話はこちら!!
>>鬼滅の刃 第142話 ネタバレ・感想 ~しのぶ、立ちなさい~

鬼滅の刃 第143話のネタバレとあらすじ

姉さん…。

「いつまでも、その手を握って…」

 

しのぶは、最後の力を振り絞って、童磨の頸を刺した。

憎き鬼の頸に、今まで殺された人たちの無念の思いも込めて…。

 

しのぶに幼少期の記憶がよみがえる…。

 

私は思っていたよ。

「幸せの道は、ずっとずっと遠くまで続いているって」

でも、鬼に破壊されて始めて気づいたよ。その幸福が薄い硝子の上に乗っていたものだってことが…。

 

私は、幸せが壊されたとき、決意したの。

「まだ、破壊されていない誰かの幸福を

強くなって、守りたいって」

 

姉さんとも約束したよね。

「鬼を倒そう。一体でも多く、二人で。

私たちと同じ思いを他の人にはさせない」

 

しのぶには、童磨を倒したいという思いが溢れていた。

鬼に対する憎しみは、幼少期の記憶だけではない。

鬼に対する憎き思いは、年を重ねるごとに溜まっていた。

 

「力が弱くても、鬼の頸が斬れなくても

鬼を一体倒せば、何十人

倒すのが上弦だったら、何百人もの人を助けられる」

 

しのぶは、姉とした約束を最後まで守ろうとしていた。

自分にできるとかできないとかじゃなくて、やらなきゃいけないと思って、鬼の頸を斬る!

 

「怒ってますか?」

いつか炭次郎君に聞かれたっけ…。

 

「私、ずっとずーっと怒っていますよ。

親を殺された。

姉を殺された。

カナヲ以外の継子も殺された…

ほんと頭にくる。

ふざけるな、馬鹿」

 

しのぶは、憎しみと苛立ちでいっぱいだった。

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目の前にいる童磨は、しのぶの毒が全く効かない。

 

「馬鹿野郎」

 

床に倒れこむしのぶを抱き抱える、童磨。

「えらい!!頑張ったね!

姉さんより才も無いのに、よく鬼狩りをやってこれたよ。

…全部全部無駄だというのにやり抜く愚かさ

これが人間の儚さ

人間の素晴らしさなんだよ」

 

童磨は、しのぶが自分に向けた憎しみや怒りが滑稽でたまらなかった。

もう、人間の愚かさを目の当たりにして、笑いが止まらない。

「言い残すことはあるかい?」

 

「地獄に堕ちろ」

これが、しのぶの最後の言葉…。

 

「師範!!」

カナヲは、しのぶが童磨に吸収されているところを目の当たりにした。

衝撃すぎて、言葉にならない。

 

「うああああ」

叫び声をあげながら、童磨に斬りかかった。

『花の呼吸 肆ノ型 紅花衣』

 

「いやー危ない危ない。

吸収している最中に切りかからないでおくれよ」

 

しのぶの体は、どんどん童磨に吸収されていく。

ぶるぶると怒りに震えながらも、平然を保とうとする、カナヲ。

 

カナヲは思う。

「好きな人や大切な人は、漠然と

明日も明後日も生きている気がする。

それは、ただの願望でしかなくて

絶対だよと約束されたものではないのに」

 

またも、鬼に対する憎しみは、増した。

 

その頃、善逸と獪岳は久しぶりの再会を果たしていた。

「相変わらず、貧相な風体をしてやがる、久しぶりだなァ善逸」

「獪岳、鬼になったお前を俺はもう兄弟子と思わない」

 

憎しみは、広がるばかり。善逸と獪岳の間でも、戦いが始まろうとしていた…。

鬼滅の刃 第143話の感想と思考

しのぶ…、殺されてしまいまいたね…。

みんなの思いを背負って戦ったのに、悲しい思いを減らしたいと戦ったのに…。

しのぶの勇姿を滑稽だと笑い飛ばす童磨には、本当に腹立たしく思いますね。

誰か、この童磨を倒せる人はいないのでしょうか…。

 

善逸と獪岳も、ついに戦いますね。

鬼になった獪岳に対して、善逸は思うことがたくさんあるでしょうね。

次回は、善逸と獪岳のこれまでの仲や思いなどに迫れるのかな…。楽しみにしています。

 

 

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