2018年12月17日発売の週刊少年ジャンプに新連載が加わりました。
『獄丁ヒグマ』第1話のネタバレと感想を紹介します!
閻魔大王に雇われて、獄卒人として活躍する主人公・篝手ヒグマ。
400年前に地獄から脱走した亡者たちを狩る。これが、篝手一族の宿命…。
獄丁ヒグマ 第1話のネタバレとあらすじ
主人公・篝手ヒグマの家系は代々、地獄から脱走した亡者たちを狩る仕事を閻魔大王から任された獄卒人の一族。
400年前に地獄から脱走した亡者たちを狩り、地獄に戻すため主人公は亡者たちと戦う。
春先の夜、あるバスの中でのことー。
ヒグマが座席に腰を下ろしていると、酔っ払いにからまれてしまう。
その態度に苛立った来峰アヤハは、その酔っ払いにがつんと言ってしまう。
大事にしたくないヒグマは、適当に酔っぱらいをあしらって、彼女と一緒に淵見山のバス停で下車した。
アヤハは、ヒグマに手を引かれているわけでもないのに、体がヒグマについて行ってしまう感覚に違和感を覚えた。
ヒグマはアヤハに言う。
「目的地はここで合ってるだろ?」
「合ってる…」
ヒグマはアヤハの手にある、さっきの酔っぱらいの財布に気付き、ここで彼女を下車させていた。
「あなたみらいな人は大体みんなこの駅で降りる…目的はいわゆる―『お祓い』だよな?」
そう、アヤハは今、奇妙で大きな悩みを2つ抱えているのだ。
一つは、自分でも無意識のうちに窃盗行為を繰り返してしまうこと。
ヒグマはアヤハの話を聞くうちにピンと来るものがあった。
ドン
アヤハの頭に『ザイジュ』を突き刺す。そこから取り出したのは、魑魅だった。
これは、在獄期間20年以下の最下級の亡者。こいつに憑かれると自分の意思とは無関係に罪を犯してしまうという。
ヒグマはザイジュで、バキバキバキと粉々に砕いてしまった。
一連の現象を見守っていたアヤハは、ヒグマの不思議な力が見えてしまった。
ヒグマは獄卒人で、『サイジュ』という手を11対持っており、それを駆使して亡者狩りをしていたのだ。
どうしてもこの現象をうまく理解しきれないアヤハだったが、『転送用地獄釜』で自宅に送り届けられることになった。
帰り際、ヒグマはアヤハに伝える。
「あなたは正義感の強い人だ…同じようなことが起きたらまたおいで…必ず助けてあげる」
ヒグマは、まだ何か起こるかも…と変な感覚を感じ取りながらも、アヤハを自宅に送ってしまった。
自宅では、アヤハのもう一つの悩みが待っていた。
数ヶ月前から、兄が豹変してしまったのだった。
『規律」という言葉で家族の行動全てをコントロールするようになってしまった。
初めは皆戸惑い反発したが、狂気じみた暴力で全てねじ伏せられた。
それに恐怖したアヤハら家族は兄に従うしかなくなっていた。
「亡者?」
ふとアヤハから出た言葉に目の色を変えて襲いかかってくる兄。
「誰かに何か吹き込まれたかな?」
口から何かを伸ばし、アヤハの携帯を突き刺した。
兄が何かにとりつかれていると確信したアヤハ。
「兄貴の口で胸糞悪いこと言うな!!その体からとっとと出て行けバケモノ!!!」
兄は、アヤハを攻撃しようとした。
そこへ、ヒグマが助けに駆けつけた。
「さっき捕えた魑魅とは格がちがう…より上位の亡者。在獄期間117年 脱走者 黒縄墨手」
アヤハが黒縄墨手から伸びてきた縄に縛られてしまった。そして、兄のことを助けてほしいと頼み込むアヤハのために、獄卒人へと変化したヒグマ。
サイジュを使いながら黒縄墨手に攻撃をしていく。
自分を倒せば、アヤハの兄も殺すことになるという黒縄墨手だが、そんなことに面食らうヒグマではない。
難なく、黒縄墨手を倒した。
仕事ぶりを見ていた閻魔大王は、成長したヒグマを評価した。
「あの娘は使えるな。加えておこう」
気絶している兄を介抱するアヤハの手の甲に『零』の文字が刻まれた。
獄丁ヒグマ 第1話の感想と思考
先祖代々、亡者を見つけは地獄へ戻しているというヒグマ。
閻魔大王の最後の言葉にある「やりとげるまであの一族の仕事は永劫終わらん」が意味深でした。
何か昔、ヒグマの先祖はやらかしてしまったのでしょうか…。気になるところです。
そして、アヤハの手の甲に刻まれた文字も気になります。きっと、この文字に意味が出てくるのですよね。
まだまだ1話なので分からない部分もありますが、楽しみに読んでいきたいなと思います。
次回のお話はこちら!!
>>獄丁ヒグマ 第2話 ネタバレ・感想 ~自分を見失わないで~
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