アクタージュ第46話のネタバレと感想を紹介します!
カンパネラとジョバンニの最後の旅路が始まった。明神阿良也はどんなジョバンニを演じきるのか…。観客も共演者も期待がこみ上げある…。
アクタージュ 第45話のおさらい
前回までのお話はこちら!!
>>>アクタージュ 第45話 ネタバレ・感想 〜評価されるアキラ〜
アクタージュ 第46話のネタバレとあらすじ
最終幕直前の控え室では、阿良也が共演者や巌に対して思いを巡らせていた。
夜凪やアキラに対しては、初めは期待すらしていなかったけれど、この演劇を通して成長をしていく二人の姿を目の当たりにして、他人が成長することへ喜びを感じたとー。
そして、「進化する芝居こそ演劇だ」と言っていた巌に対しても、感謝の気持ちと共に、自分はもっと進化できる、「巌裕次郎の一番は俺だ」と意気込みを見せたー。
そんな阿良也とカンパネルラの役に入り切ったままの夜凪を見つめるアキラは、ただ純粋に観客として観てみたいと思ってしまった。
ー巌裕次郎に見出された演劇界の怪物と巌裕次郎の意思を託された新人・夜凪の最終幕をー
観客席の子どもは泣いていた。阿良也の演技に感情移入しているのだ。
「ジョバンニはまだカンパネルラが死んじゃってるって気がついていないんでしょ」
子どもがジョバンニに感情移入してしまうのは、物語の性質上当たり前のことに思えるが、しかし、これは当たり前のことではない。
純粋な少年を演じきれる阿良也のその高い演技力のおかげで成立している。
人は、本当に上手い芝居を目にしたとき、「上手い」ということすら意識できないという。
阿良也の芝居はあまりに自然で「上手い」とすら思わせないのだ。
ジョバンニとして見せる、この屈託のない純粋な瞳は彼が成人していることすら観客に忘れさせてしまうほどだ。
阿良也の顔は、本当に、完全な子どもの顔をしていた。
舞台に登場してきたジョバンニ。
ジョバンニの表情が暗い。明るい笑顔はどこにいってしまったのかー。
これも阿良也の巧みな芝居なのだ。そう彼は、回想シーンを一人で演じている。見事に感情をコントロールしている芝居に観客は魅了される。
ぱっと笑顔に変わる、ジョバンニ。回想が終わり、銀河鉄道の中に戻ったのだ。幸せそうな笑顔をまとったジョバンニとカンパネルラの芝居が進んでいく。
二人の芝居を見ている観客は胸騒ぎを覚える。
「芝居は順調に進んでいるというのに何…この胸騒ぎは」
さあ、いよいよクライマックスが始まる。二人はどんな芝居を見せていくのか。楽しみですね。
アクタージュ 第46話の感想と思考
さすがは阿良也の芝居ですね。小さな子どもも感情移入し、泣いていました。
私もそんな演劇を生で見てみたいなと思ってしまいました。そして、阿良也は芝居が上手いだけでなく、共演者の芝居の成長を共に喜べる人なんですね。
少し、驚きました。人間としてしっかりしているなと感心しました。
最後、鉄道の中の芝居に戻り、表情が明るくなった阿良也。観客が感じた胸騒ぎは何なのか…。とても気になります。次回も目が離せませんね。
続きはこちらから!!
>>アクタージュ 第47話 ネタバレ・感想 ~巌さん、ありがとう~
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