童子軍鑑 第13話 ネタバレ・感想~無い橋は作ればいい~

2019年03月28日発売の週刊ヤングジャンプに掲載中の童子軍鑑第13話のネタバレと感想をご紹介します!

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童子軍鑑 12話のおさらい

 

父王と、自分に生きて欲しいと願う国民を後目に逃げる決断をしたマルク。

付き従う騎士ダニオロは唐突に現れ主君に意見する憎きノームの子供フェイを信用することが出来ない。

だが追っ手の兵からフェイを庇ったのも、またダニオロだった。

信用は出来ないが子供を死なすわけにもいかない、というダニオロ。

閉ざされたイーストガーデンから彼らが脱出するには、陸路(橋)か海路(港)しかない。

しかし橋は塞がれ、港には帝国の罠が仕掛けられていた。

あとは罠にかかるのを待つのみという態度のカーマインだったが、フェイ達が港ではなく蒸気塔に向かったと報告され表情を一変させる。

フェイの『策』とは一体…!?

 

前回のお話はこちらからどうぞ!!

>>童子軍鑑 第12話 ネタバレ・感想~カーマインの謀策・フェイの秘策~

 

 

童子軍鑑 第13話のネタバレとあらすじ

 

カーマインの回想シーンより。

 

「これが古文書ですか」

帝国のどこか、薄暗いが豪奢に飾りつけられた一室。

カーマインと、向かいのソファに寝そべった〘天帝〙と呼ばれる長い黒髪の男は本を捲っている。

人も物も使われるためにある、という天帝。

「俺も…皆も…天帝のものですよ」

カーマインの言葉に本もカーマインも合理的で好きだと笑う天帝。
 

しかし本の記述をただ貼りつけるのは無知といえる、知とは「流動する世界に合わせ変容するもの」と。

 

天帝の言葉を思い出していたカーマインは、フェイの行動の意味するものを察した。

 

場面は少し巻き戻り、逃走経路を話し合うマルクやダニオロ、そしてフェイ。

イーストガーデンから脱出する方法は2つ、橋か港。

しかし橋からは何万という帝国兵が押し寄せている。

向かえる場所は港しかないというダニオロ。

だがフェイは港はとうにカーマインの手に落ちていると見抜く。

「国を一つ奪おうとする男だぞ、何の手も用意されていないはずがない」

正論ではあるが、では他にどういう手立てがあると激昂するダニオロにフェイはことも無さげに笑った。

「橋を作るのさ」

そしてフェイが語るのは古文書の一節。

 

羽柴秀吉
中国語大返し

織田信長の家臣・羽柴秀吉は主君が京都本能寺において謀反にあっと報を受け、高松から急遽京都へと向かう。

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その道中、川の氾濫で道を塞がれた一行だったが秀吉は命じたという。

『近隣の農民を雇い川に並ばせ、その背を渡ればよい』

 

人を使うのか?と驚愕するマルクに倣うのはその柔軟な発想だと返すフェイ。

「橋は目の前にある」

そう言って指したのはそびえ立つ蒸気塔。

イーストガーデンの守護のシンボル。
なにか地鳴りのような音がする。

「絶対逃がしてみせるからさ」

不安げなマルクにフェイは親指立てて笑ってみせる。

 

カーマインの目にも大きな音に合わせ傾く蒸気塔が見えた。

隣のマグリッドも目を剥く。

 

フェイの策はこういった事だ。

マルク・ナギ・ダニオロ・フェイの4人は随伴の兵と別れ蒸気塔に向かう。

帝国兵に襲われ散り散りになったと見せかけた兵達は、囮となったフェイ達4人に帝国兵が引き付けられている間に蒸気塔を操作し暴走させる。

蒸気が溢れ中央から傾いだ塔は倒れ、橋の役割を果たす。

 

天帝の言葉を思い出すカーマイン。

 

流動する世界に合わせて変容出来るものこそ、
賢者と呼ぶのかもしれないね。

 

塔は見事、対岸へと倒れた。

目の当たりにしたカーマインは子供のように笑う。

「なんて子供だよ!!フェイ!!」

裏切り、弱いと嘲笑った王子が崖っぷちで手に入れた『よい拾い物』。

「次は本気で挑もう、フェイ」

 

海の上。

橋となった蒸気塔を駆けながらマルクは故国を振り返る。

思われるのは平和な頃の景色、愛してくれる民、相反していた弟、裏切りの臣、

そして…父王の背中。

 

「行こうマルク」

「あぁ」

差し出されたフェイの小さな手のひらを、強く握り返した。

 

 

童子軍鑑 第13話の感想と思考

 

天帝の姿ですが、第一話のノームの惨劇の時にあった姿と同じですね。

あの夜ノームが心血を注いで得た知識を奪い、フェイ達の希望を奪い、フェイ以外のノームの命を奪った天帝。

しかしカーマインに言った「知」に関する言葉はなかなか良いものだと思います。

流動する世界に合わせて変容するのが賢いということ、なるほどですね。

わからないのはカーマインの立場なのですが、マグリッドが「我が君」と呼ぶということはマグリッドはカーマインに仕えてるんですよね。

(ここのマグリッドは可愛かった)

それでいて何年かはマルクの元にスパイとして潜伏していたわけで…天帝の側近でもありそうだし、いろいろ忙しそうです。

 

個人的にこの、ダークファンタジーと日本の軍記が古文書という形でクロスするという設定が大好きなので、今回の策も面白かったです。

イーストガーデンから脱出し、これからどのようにして起死回生していくのか。

王子マルクの成長にも期待ですね!

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