ゴールデンカムイ第191話 ネタバレ・感想〜別れと再会、そして新たな男〜

2019年02月28日発売の週刊ヤングジャンプに掲載中のゴールデンカムイ第191話のネタバレと感想をご紹介します!

スポンサーリンク

ゴールデンカムイ 190話のおさらい

谷垣・月島の負傷に激昂し追ってきた鯉登と組み合い、己の腹部に刺さったままだったマキリを抜かれ首を突かれたキロランケ。

なお抗戦しようとするも援護射撃を食らい倒れふす。

最後に投げた手榴弾も鯉登に捌かれ、もはやというところに駆けつけるアシリパ。

虫の息のキロランケにアシリパは「鍵」を思い出したことを告げる。

殺気立ったキロランケはふいに穏やかな面持ちになり、アイヌの、大きな流れに呑み込まれる運命にある少数民族の未来をアシリパに託した。

本当にあなたが父を殺したのか、というアシリパの問いかけにキロランケが言葉を返すことはもう無かった…。

 

前回のお話はこちらからどうぞ!!

ゴールデンカムイ第190話 ネタバレ・感想〜キロランケの祈り〜

 

ゴールデンカムイ  第191話のネタバレとあらすじ

 

執念ともいえる抵抗の末、ついに命つきたキロランケ。

その亡骸のそば、白石が流氷の塊を手に語った。

この流氷はアムール川の水が凍ったものだとキロランケが教えてくれた、と。

その氷を積んで骸を覆っていく。

それは墓標なのだろう。

春が来れば故郷の水にとけて眠れる、そう言ってキロランケの目を伏せさせる。

安らかな死に顔。

「真面目すぎる男だったんだよ、キロちゃんはさ…!!」

白石の言葉に唇をかむアシリパ。

どうして父は死なねばならなかったのか、その理由をキロランケから聞きたかったという。

谷垣はインカラマッから「ウイルクが変わってしまった、裏切ったからキロランケは殺した」と聞いていた。

ならばやはりアイヌ殺しの犯人は父なのか?

しかし杉元はウイルク本人から「アイヌ殺しは自分ではない」と聞いていた。

依然真相は闇のままであった。

アシリパがソフィアの存在を思い出したその時、首に重傷をおったまま戦っていた月島の膝が崩れる。

「月島ァ!!しっかりしろ」

「大丈夫です」

部下の様子に鯉登は亜港に引き返すことに決めた。

しかしアシリパは事の真相を知っている可能性のあるソフィアを探したい。

アシリパに添って人影を探していた杉元の双眼鏡にスヴェトラーナが映る。

さらに向こうにも人影が。

探しに行こうとするアシリパを部隊の長らしく制そうとする鯉登少尉、だが。

「ちょっと見てくる!」(アシリパ)

「俺も行く」(杉元。振り落とされる死にかけの尾形)

すでにナメられている鯉登少尉。

スポンサーリンク

 

人影は何か揉めあっている様子だ。

「もっとぉ、んもっとぉ」

近づいてみると、なんとそれは脱走囚と…以前、刺青の囚人であってにも関わらず拳を交えたうえで生かしたままに別れた岩息舞治だった。

一撃で脱走囚を沈める岩息。

杉元を見つけるとあの時と変わらぬ一点の曇りもない笑顔で寄ってきた。

結果、負傷の月島を岩息が姫抱きに運びつつ、ソフィアを置いたまま一行は亜港へと引き返すこととなる。

白石は一言キロランケに別れを告げて。

ソフィアとは必ずまた会えるはずだというアシリパ。

 

キロランケの墓標。

傍らにひざまづき静かにその骸を見つめるソフィア。

「さようなら坊や…忘れないわ」

墓標の上には役割を終えたキロランケのマキリ。

 

そして網走で別れた際に杉元に託されていたアシリパのマキリは再び本人の手に戻った。

「さあ北海道へ帰ろうアシリパさん」

あるべき相棒の元で己の役割を果たすために。

 

 

一方、場面は変わり登別地獄谷。

北海道最大の温泉地とされていたそこは第七師団の療養地とされていた。

名物滝の湯にあたっている二階堂と宇佐美。

一人の男が声をかける。

瞬間、姿勢をただす宇佐美。

「菊田特務曹長殿!!」

胸元に大きな傷のある男は療養中だったようで、その様子を気にして鶴見中尉がお前らを寄越したのかと聞いてきた。

「ところで聞いたか?」

菊田は言う。

ゆうべここよりもっと奥の温泉で妙な男を見た一等卒がいた。

その妙な男は真っ暗な山を明かりもつけず下駄で逃げていったという。

宇佐美は滝の湯を楽しみ(?)ろくすっぽ話を聞いていなかったが、二階堂は一応ちゃんと聞いていた。

ゴールデンカムイ 191話の感想と思考

キロランケの最期は白石がちゃんと弔ってくれましたね。

逆に言うと白石以外はキロランケを悼むことができず…仕方ないことなのですが、一時は楽しく旅をしてきた仲間であっただけに切ないです。

そしてここでソフィアさんと別れてしまうの!?

まさかのキロランケの真意も事件の真相もおあずけです。

そして岩息さんとまた会えるとは思っていなかったのでびっくり。

なんというか、悲しみを吹き飛ばすパワーがありますね。

 

さて、そして新キャラです。

ここで。

これはもうあからさまに怪しいというか、ゴールデンカムイ最大の謎アイヌ殺しに、キロランケに代って関わってくる人物ではないでしょうか?

そ山に出たという妙な男の噂はあの人ですね!元気だったんだ!

それにしても宇佐美のセリフの意味がわかりません。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です