2018年12月6日発売日のヤングジャンプに掲載中の「キングダム」の第582話のネタバレと感想をご紹介します!
キングダム第582話最後の夜 あらすじとネタバレ
前回信右翼である飛信隊や玉凰隊は、食糧もわずかで中央軍からの援軍もなく万事休すかと思われた状況であったが、隊長である信や王賁のげきにより隊が覚醒し秦軍左翼の前線を前進させることができた。
その知らせは中央軍本陣に急報で届いた。
その報告では秦右翼は趙左翼の宿営地を超えてさらに追撃していることが知らされた。
「どうか至急王翦様にお伝えください!至急王翦さまに!」
と兵がいうとその言葉に反応し現れたのまさかの総大将王翦であった。
そして、王翦はその戦況を聞きすぐさま指示を出した。
「全軍出撃だ」
この時初めて中央軍を動かす指示が出された。
無傷の3万の兵を抱えた中央軍が朱海平原の戦い12日目にしてようやく総大将が動き出したのである。
その知らせは膠着状態が続いている秦軍左翼にも届いた。
「右翼の戦局が動いたようだ」
と蒙恬が言うと周りの兵は右翼の将、亜光を失ったにも関わらずどうしてと混乱していた。
すると蒙恬は得意げに微笑み
「うん…だから、信と王賁あの2人がやったってことだ」
だか、その時また急報が届く。
超軍の馬呈が秦左翼本陣に迫ってきているというものだった。
日没が近いがそれでも戦うつもりのようで、蒙恬も本陣の隊で馬呈を撹乱させ馬を走らせた。
一方、秦軍右翼は日没まで超軍を追撃し前線を大きく押し上げ、
それに乗じ王翦の中央軍は一気に中間くらいまで前進し、李牧の中央軍に近づくことができた。
大業をやってのけた秦軍右翼。
その夜飛信隊はいつものように水ではあったが祝杯をあげた。
そのなかを可了貂は見回り、兵たちを心配そうに眺めていた。
食糧もわずかで疲労困憊の中、一時的な覚醒により今日はうまくいったが、限界が来たら・・・と内心恐れていたのである。
それに加え、今晩が最後の配給となる。
それを可了貂はみんなに伝えようか躊躇していたが、信はそれをよそに大きな声で
「最後の配給だぞー」と伝えた。
みんな最後の配給という現実に動揺したが、信はそれをみて配給のやり方を変え、各隊ごとに配った。
各隊長が隊員にねぎらいながら配り和やかな雰囲気ができていた。
そして、古参の将校たちには隊長である信がひとりひとりに声をかけながら配った。
尾平は思わず涙を流していた。
そして、信はその場で高らかと宣言をした。
「絶対李牧の首を取る‼︎」
その頃、超軍中央軍本陣では戦局を覆さた事に動揺していたが、李牧は至って冷静であった。
「尭雲達左翼は明日、敵右翼を撃破する力を十分に持っています。
そうなれば前に出てきた王翦こそ我らの挟撃の的になります」
作戦を伝え自分達が有利だと言い切る李牧にはもう一つの根拠があった。
「それに的にはもう兵糧がほとんど残っていません」
それは李牧ら超軍にとって絶対的に有利なものである。
秦軍右翼が来れば討ちそうでなければひたすら守り秦軍右翼が潰れるのを待てば良いという作戦なのである。
「いずれにせよ、この戦いの勝者は私達です!」
李牧には敗北という結果など全く見えていなかった。
キングダム582話 最後の夜 思考と感想
やっと王翦動いたかって感じですね!ここらの王翦の動きにも目が離せないと思います。
蒙恬に続いて信、王賁もしっかりと活躍して本当にどちらが勝つかますますわからなくて面白い展開になってきたと思います。
しかし、李牧の作戦に対し王翦がどんな手を打つのかそして主人公 信がどんな活躍をするのかがこれからの見所になると思います。
これまで李牧の想像を超える活躍をしてきた信なので今回も何かやってくれることを期待したいです!
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