2019年2月25日発売の週刊少年ジャンプに掲載中『獄丁ヒグマ 第9話』のネタバレと感想を紹介します!
亡者・狐鉄は、ヒグマの同級生・室町にとりついた。
同級生の体を取られたヒグマは、いかにも戦いづらそうだ…。
でも、閻魔大王に忠告されたように、亡者に対して甘さは見せない!!
ヒグマは狐鉄に勝てるのか!?
獄丁ヒグマ 第8話のおさらい
亡者・狐鉄は、獄卒人のヒグマに近づくため、とり憑く相手を探して現世を彷徨っていた。
そして、狐鉄の狙い通りの女の子を見つけた!
ヒグマの同級生・室町だ。
室町は密かにヒグマに恋心を寄せている女の子だ。
そして、室町は家族のことが大好きで、母親や妹、そしてもうすぐ生まれてくる赤ちゃんのことを愛おしく思っていた。
“子ども嫌い”の亡者・狐鉄にとっては、うってつけの獲物だった。
ヒグマは、イトミからの連絡で、ヒグマの身近にいる人が狐鉄に狙われている可能性が高いと教えてもらった。
そこで、思いつく順に身の回りの人がとりつかれていないか調べていた。
でも、ヒグマが室町にたどり着いた時には、もう手遅れだった。
狐鉄はもうすでに、室町にとりついていた…。
前回のお話はこちらです♪
獄丁ヒグマ 第9話のネタバレとあらすじ
室町にとりついた狐鉄は、ヒグマに向かって言った。
「みっともないったらねえんだよ、どの時代も!
親だの姉だの家族だのってやつは!」
室町の体を返してほしいと頼むヒグマを頭から拒否した。
そして、この手で母親の腹を中の赤ちゃんごと串刺しにすると宣告した。
亡者への怒りがこみ上げてきた、ヒグマ。
「拾壱号」
ヒグマは狐鉄にザイジュで攻撃をしようとしていた。
それをそばで見ていたコバタは慌ててアヤハに連絡を取った。
アヤハはコバタからの連絡途中、烙にコバタのもとへ強引に連れて来られた。
突然過ぎて状況が読めないアヤハだったが、すぐにヒグマのピンチだと知り、コバタと何とかヒグマの助けになれるように作戦を練ることにした。
「どうした!くそガキ!!こんな紙ヒモで僕を止める気かよ!?」
ヒグマは、狐鉄の圧倒的な速さに翻弄されていた。
それに、室町の体を傷つけるのを避けたいから、強いザイジュを使わずに攻撃にも気を遣っていた。
ヒグマにとって、とてもやりにくい戦いだ…。
「あーあー見るからにやり辛そうな顔…!」
狐鉄は、ヒグマとの戦いを存分に楽しもうとしていた。
そして、守るものがない亡者は、善悪なんて関係なく自由に生きられるんだと豪語していた。
ヒグマは豹変した室町を見て、本当の室町の姿を思い出していた。
「ヒグマくん、私…家に帰りたくないよ…妹が生まれてから、お父さんもお母さんもあの子のことばっかり…
…でも本当は、そんなワガママしか言えない自分が一番やだ…」
「……お前は自由なんかじゃない」
獄卒人に変身したヒグマは狐鉄を完全否定した。
そして、狐鉄に効くのは『正論』だと考え、挑発することにした。
「人並みに生きるための忍耐が足りないんだよ。
子どもが嫌いだから子どもを殺す?本気で言ってんならガキはお前だ。
大人になりやがれ」
ヒグマの挑発に苛立った狐鉄は、ついに室町の体から出て、正体を現した。
「言いやがったな!!!」
コバタとアヤハは、今だと思い、姿を現した狐鉄の背後から攻撃をしようと飛びかかった。
「さっきからコソコソとうっとおしいんだよ!!」
コバタとアヤハの存在に気付いていた狐鉄は、コバタらに攻撃をした。
そこへサイジュが飛んできて、攻撃を防御してくれた。それに、別のサイジュが室町も助け出した。
ヒグマの攻撃の仕方に頭にきた狐鉄は、鋭い表情でヒグマに攻撃をしかけていった。
ヒグマは閻魔大王から言われた、己の甘さを肝に銘じて戦っていた。
狐鉄は、自分の苦しみは獄卒人なんかには分からないと、涙を流しながら攻撃をしていた。
「お前みたいな男には子どもには、いや女にだって大人にだって誰にも、
わたしの苦しみはわかるまい!!!」
狐鉄の狂った表情を見てヒグマは思った。
亡者というのは皆一様に恐ろしく、哀れなものだとー。
獄丁ヒグマ 第9話の感想と思考
まず、室町さんを無傷で助け出すことができてよかったですね。
コバタとアヤハ、ファインプレーです!
狐鉄の過去に何があったかは分からないけれど、「子どもを殺す」という行動の源になっているものがヒグマ同様、怖かったです。
そして、かわいそうだなと思いました…。
亡者を倒すだけでなくて、亡者の心も入れ替えることができたらいいのになと思いました。
コメントを残す