獄丁ヒグマ 第8話 ネタバレ・感想 ~魔の手はすぐそこに~

2019年2月18日発売の週刊少年ジャンプに掲載中の『獄丁ヒグマ 第8話』のネタバレと感想を紹介します!

閻魔大王のもとで、亡者・泥梨ノ狐鉄のことを聞いてきたヒグマ。

次の亡者は、もうすでにヒグマの近くにいた…!?誰にとりついてしまったのか…!?

被害者が出る前に、止めてくれ!!ヒグマ!!

獄丁ヒグマ 第7話のおさらい

現世に放たれた亡者・泥梨ノ狐鉄は、もうすでに人間にとりついて悪事を働かせていた。

この日は、ある母親にとりつき、自分の子どもを包丁で刺して殺させていた。

とりついた人間が自分の思い通りに動き、ご満悦の狐鉄。自由を楽しみ、鼻歌を歌いながら、現世を彷徨っていた。

 

狐鉄がこんなにも自由に動け回れるのには、理由があった。

それは、「烟月様」と呼ばれるものに多少なりとも守られているからだった。

「烟月様」と呼ばれるものは、黒い獄卒人に会ったときだけ戦えと狐鉄に言って聞かせていた。

いわゆる、「ヒグマに会ったときだけ戦え」ということだ!

 

それに秘められた理由とは…!?

このまま狐鉄の被害に多くの人が巻き込まれてしまうのか!?

ヒグマが、狐鉄を狙って、動き出す…。

 

第7話を詳しく読みたい方はこちらをどうぞ!

獄丁ヒグマ 第8話のネタバレとあらすじ

「“狐”の記録はもう“目繰”の者達から送られているはずだ」

「そうかい…探すのにも協力してもらうよ。

見つかるまで俺は待機だな…」

閻魔大王とヒグマは、狐鉄のことを話し込んでいた。

 

そして、話も一段落付いた頃、閻魔大王に、

「遅刻するぞ」

と言われて目を覚ました。すると、もう学校に行く時刻はとっくに過ぎていた…。

 

「最近何もかもがうまくいってる気がする!」

ヒグマのクラスメイト、室町さんはそんな気がしていた。

室町さんは、思う。

 

うまくいっている理由、その1。

席順が良い!

隣の席は親友のナギちゃんだし、少し離れた斜め前の席は篝手ヒグマ君の席。

篝手君はまだ学校には来ていないけど…。

 

その2は、学校生活が楽しいこと。

授業は少しずつ分かるようになってきて面白いし、新聞部の活動も楽しいんだ。

 

その3は、家族が大好きなこと。

家に帰れば、大好きなお母さんと可愛い妹が私を待っている。

それに、来月には妹がもう一人増えるしね。

 

「篝手くん!!アナタ新学期入ってから何回遅刻すれば気が済むの!?」

朝から先生にかなり厳しく叱られているヒグマ。

「実は…うち…身体を瞬間移動させてくれるペット飼ってて、

いつもそいつに起こして貰うんですけど、あいつ度々寝坊するんです」

ヒグマは、烙のことを説明するが、もちろん先生には理解することはできません…。

先生の怒りは、さらに増すばかり…。

 

ヒグマの言い訳に付き合うのも疲れてきた先生は、散々にヒグマを叱った後、ヒグマを解放してくれた。

職員室前では、コバタがヒグマのことを待っていた。

「終わったか!?」

明るく聞くコバタに、ヒグマも同じ調子で答える。

「終わった!!」

そして、大きな声で叱られたことをコバタに愚痴るヒグマ。

職員室内では、ヒグマとコバタの会話をさっきの先生がイライラしながら聞いていたのでした…。

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教室の廊下までやってくると、コバタは閻魔大王とヒグマが話していた内容を気にしていた。

ヒグマは、コバタに次の亡者について教えた。

「在獄期間328年 泥梨ノ狐鉄

母親にとり憑いて、その手で我が子を殺めさせる“子ども嫌い”の亡者」

 

「時代と地域によっちゃ、そのテの妖怪として恐れられてた事もあるらしい。

顕現する度、母子が10組は死んでる」

「そりゃ早いとこなんとかしたいな…」

ヒグマとコバタは、そんなことを話しながら、購買へとやってきた。

 

「交換しようよ!」

ヒグマは、室町さんを見つけて、声をかけた。

室町さんがオムレツサンドがないと言っているのを聞いて、ヒグマが交換しようと言ってくれたのだ。

 

ヒグマに特別な感情を抱いている室町さんは、大喜び。

そして、生まれてくる妹の話にもなり、ヒグマは自分の家の寺で安産祈願しておくと、さらに室町さんにとっては嬉しいことを言ってくれた。

 

教室に戻ったヒグマのもとに、イトミから連絡が入った。

「“狐鉄”の件ですが、先日顕現してから直近の被害は錦戸の一件。

痕跡を見るに、それ以降は淵見町付近をウロついています」

「この町に…?」

 

イトミ曰く、珍しいケースだということだ。

「亡者はあまり獄卒人の拠点には近づきませんから。

そして、そういう時、亡者の狙いは大抵獄卒人そのものです」

 

そして、イトミは狐鉄の狡猾なやり方に気をつけてほしいと釘を刺した。

「君の周りの生者に憑いて、身を潜めている可能性が高い。

身近に好む条件のそろった女性はいませんか?」

 

『最近何もかもうまくいっている気がする!』

学校は楽しい。友達もいるし、好きな人もいる。

家に帰ったら大好きなお母さんと可愛い妹が…

 

こんな風に考えている女の子は、狐鉄の大好物だ。

室町さんに狐鉄の魔の手が襲ってきた!!

室町さんは一瞬、頭に浮かんできた映像が理解しきれなかった…。

そう、大好きなお母さんと可愛い妹を殺す映像…。

心臓の音がだんだんと速くなってくる…。

「早く帰らなきゃ…早く…あの2人のところへ…」

 

そんな頃ヒグマは、身の回りの気になる女性に連絡をし、安否を気遣っていた。

アヤハに電話をすると、無事だった。

室町さんは…!?

 

室町さんを探して、学校の周りや帰路を走り回るヒグマ。

「いた!」

 

「壱号!」

サイジュを出して、室町さんに近づこうとしたとき…!?

 

目つきが、いつもの室町さんじゃない…。

「待ってたぜ獄卒人。

さあ…始めようか!」

獄丁ヒグマ 第8話の感想と思考

今回の亡者・泥梨ノ狐鉄は、ずる賢い感じが前回からしてきてますね。

母親にとり憑くというけど、なぜか室町さんにとり憑いたんですね。

このままだと、お母さんや妹たちを殺してしまうのでしょうか…。

 

前回出てきた、「烟月様」と呼ばれる人も近くにいるので、いつものように簡単に倒せるような気がしません…。

それに、とりついた相手がクラスメイトですしね…。

でも、室町さん自身や彼女の家族を守るためにも、ヒグマにはがんばってほしいです!

次回を楽しみにしています。

 

 

 

 

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